いやんたい

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-8-22 9:14
関市のH寿司に行ってきました。
これだけ、飲酒運転の取締りが厳しいと、せっかくの美味しいお寿司も、あがりでは、物足りなく残念でした。
予約なしでいきましたが、暖簾をいれたまま食べさせてくださいました。
身内あつかいということでしょうか?
はじめに、トロを握ってくださったのに、吃驚です。
トロの味のむらさきで今日は食べてくださいということかな?むらさきの味は、魚の味をつかむようですね。また、自分の使う分ぐらいは、はかりて注ぐという礼儀もわかる気がします。はじめから、どーーーーーーんと注いで残すことないんです。私も店をさせていただく以上、決まったしょうゆを使わさせていただいております。また、使い続ける努力をしていますから、たぶんよくわかると思います。
最後が、タイの湯引きで、吃驚です。
タイは、産卵前の春と、恵比寿講の秋が美味しいとされていますが、夏のタイを何とかして、食べさせてくださろうというお心です。
湯引きだけは、塩で食べてくださいということで、きらきら光る塩が乗っていました。
こんなタイの食べ方は、吃驚です。
私は吃驚させることは好きですが、吃驚させられたことは、あまりなかったのです。

タイは、腐っても鯛というくらいに、魚の王様です。
また、私は豆腐という漢字が好きでなく、豆富という当て字も好きでありません。
とうふとひらがなにしています。
岐阜では、いやになって、やめてしまうことを <きいくさらかして、ねとった>と申します。いやにならないようにがんばれと、タイの湯引きが教えてくれたように思えてなりません。
さっと、熱湯にとおし氷水にとる。塩をふる。とうふで作ってみました。
薬味で食べていただく冷奴とは、別物で、、その前が油モノだったのでしょうか?懐石の箸洗いのように爽やかだとお褒め頂ました。塩の吟味ということでは、まだまだです
きらきら光る塩もわるくはないですが、塩の結晶を生かすべく、乳鉢と格闘中です。
 
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