自慢は知恵の行き止まり

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執筆 : 
keian 2021-6-26 10:53
アミカで『あかまるトマト』を買いました。
焼いても、炒めても美味しい、とPOPが上がっていました。
じっと見ていたら、トマト全体が赤くて、おしりに当たるところに(線)がありません。
トマトは、生食するなら皮ごとスライスですが、加熱するときは、皮がよれて口に残りますから、皮むきをします。
もちろん、生食するときも、ていねいに、サッと熱湯につけたり、サッと直火で皮を焼いて、すぐに氷水につけて、パチッと1ヶ所むけた所から、スルスルッとむく人もいます。
 これができるって、自慢(^_^)
 包丁なしでむけるって、知恵(@_@)
なんて、偉そうに思っていたら、行き止まり。

恥をかきました。
2003年に、小料理のつもりで、プチトマトのヘタを取っただけで、熱々のだしを注いで、冷蔵庫で冷やして、ど~ぞ。
その時は、身近な人にも食べてもらって、ルンルン気分でしたが、プチトマトだからといって、皮をむくことを、手抜いたら、美味しいだしが、しみこみにくかったのです。
それから、トマトとだしの分量も大切。
不思議に、トマトの風味のついた(酸)だしって、飲んで美味しいのです。
トマト500gと、だし500gを守るとgood。
(酸)には塩があうので、だしには、ほんの少しの塩をしのばせましょう。
以前、懐石料理の方に、
だし:4 、みりん:1 、しょうゆ:1 が基本と教わりましたが・・・・
こんな料理のときには、しょうゆだけとか、しょうゆの1/3以下の砂糖とか、美味しい日本酒だったら、はりきって、たらりもいいかな???

そうそう、自慢といえば、ギリシャ神話の中の水仙。
自分の顔に惚れちゃった美少年。泉の水に映しては、本人は自慢と意識してなくても、なんと『ステキな人』と、見とれていました。
ご飯なんて、もちろん<トマトのだし浸し>なんて、食べられなくて、ず~っと自分の顔が水浸し。(>_<)
とうとう水は水でも、三途の川の水に映してしまいます。
だから、水仙は、越前岬で顔をまっすぐたてて咲きます。
おしべ、めしべがあるのに、実は結ばないのです。
ギリシャ神話では、自分の顔に惚れたのは、ナルキッソス。
その自慢に打ちのめされた、つまり、ふられたのは、エコー・ニンフと申しますが・・・・

ケイアンの自慢は『めん処堀川』さんの『トマトうどん』で行き止まりになりました。
(笑ってね)
 
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