ぎこう

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-9-13 9:48
<ぎこう>ってしっていますか?
一茂くんからの質問です。
台湾に遊びにいった方が、中国茶を気に入ったそうですが、あちらの急須もえらく気に入ったそうです。急須のことをいうらしいです。私は<ちゃふう>茶壺と、福建省の方から教わりましたので、混線しました。中国はとても広いので混線するのです。
ウーロン茶に限らず中国茶は、さしがききます。平均5~6回は飲むことができます。
一人分ずついれて飲む<かいわん>蓋碗というふたつきの茶碗で飲むときはいいのですが、大勢で飲むときは、つぎつぎとさされていきますので、<もう、いいです>のサインがあります。急須のふたをひっくりかえすのだそうです。日本酒のさしつさされつで盃を伏せるのと同様ですね。
ちなみに、香港のもう少し上のところ<しんせん>深川に仕事で行っていたMIYAちゃんに尋ねたら、そういう仕草はなくて、ただ、<ぶよう>無用と言うそうです。
中国の近代と現代気質の違いのようですが、共に、より美味しく、長く楽しむために<洗茶>をすることです。
あらかじめ温めていた茶壺に茶葉を3分のⅠくらい入れて、高い位置から1煎目のお湯をあふれるほど注ぎ葉を踊らせます。お湯の温度は90~95度です。だから、急須も注ぎ口だけでなく、丸い口にも仕様があります。そして、1煎目はすぐにあけます。これは飲まないで、器類を温めるだけにあります。埃をとるために流すと講釈されますが、実際は、2煎目以降を、よりでやすくするために、少しだけ葉を開くと考えたほうがいいです。中国茶というのは贅沢なものなんですよ。財産目録にあるような高価なものなら、飲むことができずに埃もはいるかもしれませんが、、、、。
私は作法をはなれて、日本のアルマイトのやかんで、1度に煮出して飲んでいましたが、美味しかったですね。
 MIYAちゃんからの中国のおみやげは、お茶に限っていました。
おみやげをいただくのは、うれしいですね。
 
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