文人悪食 貴人?食 凡人良食 なんてあり?

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執筆 : 
keian 2023-9-28 8:10
<暗夜行路><城の崎まで>などの作家:志賀直哉は、濃い味が好きだったそうですが、
『たいがいのものは塩辛くないとうまくない』とのこと。

松尾とく(S8年生まれ)は、塩気が少ないと[あじない]と言います。
もっとも松尾家は、砂糖としょうゆの混成の塩気ですが、塩小さじ1/5は(1g)、これは、しょうゆ小さじ1(6g)に相当します。塩1gをわかりやすくいうなら、回転寿司スシローにある塩1袋が、ちょうど1gです。
人間が美味しいと感じる塩分濃度は、0.8~1.5%までと言われていますが、今年の栄養学賞は、キカイ・ナンカイな<イグ・ノーベル賞>受賞の、味を変える箸の研究。
[ほんの少しの電流を通した箸で食べると、感じる味がちがう] 管理栄養士のケイアンの妹に、減塩をいつも指摘されておりますが、一度聞いてみたいです。
ケイアンに言わせれば、ぜんざいの甘味を増やしたいときは、塩を加えます。
1986年(S61年)頃、無塩バターでのレシピを、スリジェのマスター河合さんに教わりましたが、ウインクして、ほんの少しの塩を、とおっしゃっていました。
もっとも、イグ・ノーベル賞は、なんと20年続く研究ですから、凡人には良報です。

レシピです。
1964年、東京生まれの飛田和緒さんの<パンのトマト煮>です。
ニンニク みじん切り1片分を、オリーブ油 大さじ2で炒め、トマトの水煮300ccと、6枚切りの食パン2枚を細かく切って煮るだけです。
塩は適量とありましたが、これほど塩の量で味が変わる料理は、ケイアン65才にして、初めて知りました。
[ブルスケッタ]を、初めて食べた35歳のとき以上の、驚きです。

ちなみに、<とても おいしい> のことを、
 熊本  まうごつ うまかー
 群馬  なっから うんめぇ
 愛媛  がいに うまい
 大分  しんけん うめぇっちゃ
 和歌山 めっちゃ うまい
 新潟  ばか うんめぇ
 福井  ひっで うまいんやざ
 福岡  ばか うまかばい
そして、ケイアンは配偶者に『これ バカ旨はっちゃんやで 食べて』と、試作品を出してます。なんて笑ってね。
 
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