おもわぬこと

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-9-24 21:13
思わぬは災難だけではありません。
幸せなことのほうが多いです。
林容子ちゃんが、たくさんの栗をもってきてくださいました。
私がちょうど留守だったので、松尾さいさんにわかりやすいように旧姓で名乗っていってくださいました。中学校のときのままに朗らかな本当に良い子です。
 栗の皮むきは根気の要る仕事です。包丁を使うだけに上の空では、思わぬケガをします。
秋の夜長を楽しむくらいの心がけで皮をむくことです。
<くりくり坊主>という、鬼皮と渋皮を一度にむく鋏もありますし、栗専用の包丁もありますが、私は見たことはありますが使ったことがありません。
スイス製ですが、登山ナイフのメーカーWENGARが、<鬼皮はがし>のようなモノを出しています。柄の長さが9センチで歯の長さが3センチですが、可愛い赤い色です。
お嫁にいくときに娘にもと探していたら、思わぬところで発見。名が入っていないだけで
関市の刃物祭りで売っていました。そっくりです。日本人は、他国のモノを物にするのが
うまい民族ですね。
 座というお皿と栗色の皮の付近にナイフをいれて、そこをてがかりにピッピッとはがしていきます。手に入らなかったら、切れのわるい小さめな包丁で、鬼皮に傷をつけてもいいです。その場合は、栗を一晩水につけて、鬼皮を柔らかくしておくことです。
渋皮煮をつくるときは、絶対に渋皮に傷をつけたくないので、このむき方がいいです。
なれると、1キロ20分くらいで鬼皮がむけます。
一晩水につける効用は虫ごろしにもあります。栗玉虫とか栗未曾有虫がつきやすいのです。栗の皮むきの一番いやなことは、包丁で手を切ることではありません。むけどもむけども、虫が出てきたり虫に喰われていたりすることです。
昔は、砂に埋めて保存したらしいです。
また、冬に畑仕事をしていて栗が出てくることがあるそうですが、これは越冬用として
鼠が埋めたものだそうです。そういえば、リスは栗鼠と書きますね。
 
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