しぶかわに

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-9-26 19:29
渋皮煮の問い合わせがあったので書きます。
栗の甘露煮も美味しいですが、渋皮煮にとりつかれるとこればかりを作りたくなります。ただ、30年前にくらべ、瓶詰めがスーパーにもあったりすると、手作りの醍醐味がなくなります。今年は栗をむいては、<今晩はくりごはんをしたらどう?>と働いている友人に配って歩いていました。栗ご飯と言うのは、ご馳走で、ぜったいに5合以上炊くものだと思っていましたが、、<一合だけ炊く>こともある世の中になったのですね。NHKも新聞も料理記事は2人分の時代です。

されど、渋皮煮だけは、栗1キロ分でどうぞ、お試しあ^^^^れ。
1、 渋皮を傷つけないように、鬼皮をむく。
2、 重曹を水1Lに小さじ1加えて、とろ火で20分ゆでる。
3、 なべを水の下へ運び、流しながら、手の入る温度までさます。
4、 指の腹と竹串を使って、つるりんとするまで、筋をとる。
5、 水を汲み替え、2から3回茹でこぼす。
6、 最後はとろ火で10分煮て。もっちりと美味しければ合格。
7、 1.5Lの水に砂糖600グラム、塩小さじ2分の1の蜜を作り、ガーゼをかぶせて、
20分煮て、砂糖300グラムを足して,、溶けたら、火を止め一晩おく。
予算と気分がのれば、大根おろし400グラムを重曹の刺激止め?に加えますが、、、、
気分が乗らなくて、ここ3年くらいは入れてません。
松尾さいさんに食べさせてもらった味は、もっとラフな作り方で、しょうゆをきかせていました。これは、育った味で、感動したのは、27年くらい前に、幸子先生に
いただいた懐石風の味でした。短大時代の友達が、毎年、上等の丹波栗を
送ってくれたので、どんどん私流に進化しました。戦前の日本女子大の御料講のレシピまで作りました。、当時はなぜか、重曹でなく洗濯ソーダと書かれています。
達人がお作りになると、重曹ではなく、さんだわらを燃やしてつくったわら灰であくぬきだそうですが、、、、作ろっかな。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
とうふ屋桂庵のご案内
かわら版 カレンダー
« « 2009 9月 » »
30 31 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 1 2 3
女将の著書
Warning [PHP]: opendir(/home/keian/www/keian/modules/d3blog/images/caticon) [function.opendir]: failed to open dir: No such file or directory in file class/xoopslists.php line 113