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きのこのごくい

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-10-17 15:04
昼の宴会のアルコールはききます。
一流の店では、女将がお客様の杯を受けることはないとは思いますが、、
せっかくのお客様のお気持ちと、雰囲気をそまつにしては申し訳ありません。
私は、アルコールは、なんでも大好きです。呑んでうまいと思いますが、少ししか呑めません。ビールなら、250cc、酒なら、6勺です。全てを一人でさせていただいている店なので、限りもありますが、今日のきのこは、是非とも楽しく呑んで食べていただきたかったのです。

今年は、きのこが不作のようです。飛騨高山のきのこ市が閉鎖しているくらいですから
さみしいかぎりです。
松茸なら、韓国産も、カナダ産も八百屋にいけば、手に入りますが、その他の珍しいきのこは、自然のめぐみです。外国から、ひっぱてくることができません。
 
出始めのころに、お願いしてあったきのこが5種類。真心こめて水煮にしてありました。
これの封を切りました。
 はないぐち 重量感があって、傘が赤で裏が黄色でとてもきれいです。
 くりふうせん だしがでます。しゃきしゃきの歯ごたえ。
 ぬめりいぐち だしがでます。
 あみたけ 茶色ですが、湯がくと赤紫。とろみがでます。
 天然なめこ
きのこは、肉や魚と鍋仕立てになさるお店が多いです。
私は、とうふ屋桂庵ですから、白菜やねぎなどいれなくて、絹ごしとうふとのコラボで食べていただきたくて、知恵を絞りました。美味しいビーフブイヨンをつくり、秘密ですが、オイスターソースを隠し味。この量は、司馬遼太郎作 北斗の人P529にありますように

 よいか、このまま目を閉じている。やがて体のどこかで冷っとする。そのときただ打ちおろすだけでよいのだ。

これで、オイスターソースの瓶をふりいれます。
かっての私ですと、何パーセントと割合をはじきましたが、さにあらん。
極意とは、己がまつげの如くにて近くにあれども、見つけざりけりと達人に教わりました。
私はきのこが手に入ったよろこびだけです。ありがとう。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
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