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かわかむり

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-11-17 7:55
かわかむりならぬかわばかり。
なんといっていいでしょうか?
フランスパンの皮<クラスト>が好きという人と。
フランスパンのなかみ<クラム>が好きという人と。

フランスパンは、砂糖、塩、油脂がきわめて少ない配合で作られています。

日本のフランスパンを,
本場をしのぐかというレベルになさったのは、1954年に来日された、レイモン・カルベル氏であります。
当時、日本でパンといえば、食パンか、あんパンなどの和製菓子パンでした。
カルベル氏は、全国各地をフランスパン専用の窯とともにまわり、製粉の仕方から、基礎技術を実演指導をされました。
やわらかいだけのパンしか知らなかった日本人に、フランスパンの独特の食感、その魅力を教えてくださった、いわば,パンの文明開化です。
<パン屋は鉄の手とベルベッドの手 二つの手を持たなければならない>という、
フランスの諺がありますが、、
発酵状態により、生地をしめたり、しめすぎないようにと経験が、命のパンです。

 私は、小学校1年生のころ、伊奈波神社の近くの神田屋という店で敷島製パンの
フランスパンを買ったことを覚えています。
お店のおじさんは、
<しおかれえ、かてえパンや。やめとき>と、三角形のクリームデニッシュをすすめてくれたからです。あんパンでなかったところが、おじさんも私も楽しいでしょう。

それでも、めげずに私はフランスパンを買ってたべました。
そのあと流行り出したバゲットではなく、フォンデュといわれるような二つ山のかわいいパンでしたね。ソントンジャムをペタコン・ペタコンとたっぷりぬって食べたのかな?
その頃の松尾家には、トースターなるものはなかったような気がします。食パンには、
マーガリンでなく、冷たいバターを薄く切ってはさんでいましたから、真中にはさんで
食べたのかもしれません。

私は、残念ながら、カルベル氏にはお会いしたことはありませんが、カルベル氏のお弟子は、日本に5万とおみえです。
 
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