おひとりさま

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-11-18 9:52
私は、いつも、おひとりさまで外食してきたくせに、
おひとりさまのお客様が苦手です。
こまったもんだと、ただいま、思案中です。
京都のような<しまつ>な町でも、おひとりさまをのぞむご時世です。
ひとりでも、入りやすい店は、どんな店なのでしょうか?
フランス文学者の鹿島茂氏が、潮9月号に、文豪バルザックの言葉から
引いて、自信の標語にしているものがあります。
<進みながら、強くなる>
バルザックは、事業を起こしては失敗。借金返済のために、小説を書き。
また、失敗。その繰り返しで名作を残しました。
何が、失敗で成功なのか、わかりませんね。
 とうふ屋桂庵も進みながら、強くはなくても、続けていきます。
続けていくためには、進んでいたします。
というわけで、ご予約いただければ、おひとりさまもお受けします。
よろしく、お願いします。

 TBSのドラマ<深夜食堂>で、あがた森魚氏が、流しの役で
バターライスを注文するところがありました。
 バターライスって、おひとりさまごはんって感じがしませんか?
自分が作って食べる分には、または、一緒に食べる分には、いいけど
商売として作るには、親子丼を作るくらいの心がけが必要です。
量が多くても、少しでも、炊き立てご飯の熱で、バターがさーっと
溶けて、底に、ほんの少しの粘りで到達するくらいの加減がむずかしい。
 いま、これを書いていて、三階から、一階の松尾さいさんの台所まで
いってきたところです。ジャーのごはんを30グラムとバターを3グラム
もらってきて、お雛様のお茶碗ほどで、食べてみましたが、むつかしいね。
 トーストにマーガリンの家庭では、バターって、どこにしまっているのでしょうね。松尾とくさんは、おひとりさまの暮らしの中で、冷凍庫が、全くからであることから、冷凍庫に義理立てして、バターだけ入ってます。 
50年間、主婦をなさってきて、そのうちの30年間は、共稼ぎの息子夫婦の台所を完全にまかなってきたすみえさん。
80歳をこえても、彼女は、畑仕事もこなし、保存食もこなしのスーパーおばあちゃんですが<ポテトチップ>で過ごすときもありとのこと。
 いま、お雛様ほどのバターごはんを食べながら、考えています。
とうふ屋桂庵の今までどうりのコースだけでない道も進んでこそかな?
 
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