さけよ

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-11-19 7:53
 今日は、主婦のことを書く日ですが、昨日、おひとりさまごはんということで、一人用の土鍋のことを書きそびれて、ちょっと視点がずれてきました。
女の気持ということで、このブログは、ひとり歩きをしだしたのかもしれません。
 毎日、よし子の店に、とうふを1丁買ってもらっています。
よし子の店ではありますが、毎朝5時から6時に出てくるということで、私のファンもいてくださいます。
よし子の店のお客様は、多彩です。
悲しい酒を呑まずにおれない方もおみえなら、明日のことを考えないで、おごっちゃう陽気な方もおみえです。
また、こうちゃんは、ひとりで黙って呑んでます。

悲しい酒を呑んでも、あばれても、悲しいことを忘れることはできません。
酔いがさめたら、現実が待ってます。
よし子は、自分がよその店で呑むときは、絶対に悲しい酒を呑まんと決めています。
うちで呑めば原価なのに、そとで呑めば、高い酒です。
楽しく呑まなかったら、損というわけです。
  
うちの、松尾とくさんの亡くなった亭主は、無類の酒好きでした。
消防署勤務という、不規則な仕事だったからでしょうか?
一日おきに、あびるほど呑んでました。
<そとで呑まんかったから、わたいも、量のチェックが甘かった。>と彼女は申します。
遺品のとっくりは、2合はたっぷりとはいります。
これでも、お銚子1本にちがいありませんからね。
<わたいが、一日油揚げをあげても、こんだけにしかならんのに、こうも
稼いできてくれる。呑まな持たんくらい、勤めがえらかったんやろ>と
彼女は申します。
呑むも呑ませるも、気は意地で持つ。意地は気で持つ。
270円の瓶ビールを525円で売るのですから、私は、楽しい酒はもちろん悲しい酒も、働く意欲の酒になるようにしたいと思っています。

  よし子の<おつかれ^^>のお見送りの言葉は最高です。
 
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