一茂くんからの発信は、マナーについてです。
これは、礼儀の本でも、お店情報でもいいつくされておりますが、
どれも正しい。といっても、全ての店にあてはまるわけではありません。
なぜなら、どんな店にも良いところと悪いところがあるからです。
ひとによれば、そうでも、現実にその店がやっている限り、なにか良いところがありますし、良いところがあれば、悪いところもあります。なぜなら、この商売は、料理を介しますが、あくまでもひとを相手にした商売だからです。
また、毎日いくようなお店でも、３食をそこで、３日続けて食べない限りは、＜ハレ＞の食事であります。
＜ハレ＞の食事は、たとえ一客一亭の完全予約の店であっても、＜私＞という他人がおります。他人には、迷惑をかけてはいけません。家族とちがって、その日のうちに修復ができないからです。またの御来店を良くするためには、これのみです。

料理屋にいくためのマナーというと、すぐに服装とかしぐさ、
話し方をマナーの先生はとかれますが、、、
ドタキャンとあかんぼだけです。
これは、どういうことかというと、
このひとときのために、材料を吟味して、舞台を用意するわけです。
仕入れといい、仕上げといい、そのためにはいのちがけといってもいいくらいです。
ひとに喜んでいただきたいのです。
ただ、吃驚させるは、誤解をまねきますが、サプライズは喜びです。＜びっくらぷれぜんと＞といえるかもしれませんね。そのときに、わけもなく泣くあかんぼがいたらどうでしょう？
あかんぼは、言って聞かせることができません。あかんぼでも、親の言うことが聞き分けれればいいかわりに、親でもあかんぼ同様のこともあります。
今日、お会いしたホールチーフの話では、
ファーストコンタクトを大切にしていることと、喜んでいただくためにお客様の表情を見ていることです。
楽しみましょうや。表情だけでなく、気軽に声をかけましょうや。ひとを介した商売です。