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ちくぜんに

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-2-13 12:36
私は、主婦ですが、主婦の料理は一番美味しいと思っています。
ただ、主婦の料理には、説明が要ることが難点かな?
料理屋をさせていただくと、こちらからの説明は、どうかするとお客様の気分をそこねることがあります。美味しく食べていただくためには、黙って出すことを、やっと覚えました。

そんな気持ちでいたら、笠松の方から、筑前煮を食べて欲しいと電話をいただきました。
旧知の方です。管理栄養士の資格をお持ちです。
暮らしの手帳、2008年春号の記事をみて、一日がかりで作ったそうです。
記事は、仲良しの田村隆氏です。彼とは、昨日のケータイで<今、沖縄や>と元気な声を確認したところですから、飛んで行きました。

筑前煮をいただく前に、説明と質問を受けました。
主婦は、一生懸命なんですね。材料の揃え方から、レシピの読み取り方、全てにおいて、
かっての私とおなじです。私も、こうやって、プロに育てていただいたんやなと、誰にでも頭を下げたくなりました。

ただ、気になったことが、ひとつあるとすれば、不満を記事のせいにするところです。

何度も煮ては冷ますを繰り返したら、ブロッコリーが、ぐぢゃぐちゃになったとか、
人参だけは、かたかったとか、
すべて、この通りにしたのにとすることです。
みて、食べる前にわかりました。
下ゆでの段階です。ブロッコリーはかためにゆでましょう。そして、煮しめていくときに
鍋の一番上に配置しましょう。
人参は、もうすこしだけ、やわらかくゆでましょう。煮しめていくときに真ん中ぐらいに配置しましょう。
プロにとっては、かんで含めるような説明でも、編集者が間にはいると、ひとりあるきすることもあるわけです。編集者は文章の流れを重視しますから、、

それにつけても、素材が味を決めるとはこのこと。
マドレーヌもいただきましたが、美味しかったですよ。
御子息の白菜と豚バラ肉のミルフィーユの料理の話も聞けましたので、本当に御馳走さまでした。
 
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