ずんどうなべ

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-3-17 20:29
「ずんどう」って、どこからきたのかな?

上から下まで、おなじ太さの鍋をいいますが、日本の鍋との決定的な差は、
上がひらいていないことです。
だから、水分の蒸発具合がちがってきます。
わかりやすいのは、何時間煮込むといわないで、水位で、ここまで煮込むとすることかな?
ビーフシチューや、ドミグラスソースを作るには、欠かせませんが、これで、鮎の甘露煮を作ると、悲劇なこともありえます。
煮上がると同時に、水分を素材が吸ってくれて、からっとではなく、しっとりとする、こんな、煮物のセンスは、日本人の感性でしか作れないものなんです。
誰でも、そうですが、自分の経験というかな?自国の料理になぞらえて、とらえます。
例をあげると、フランス人に、錦糸卵を教えると、薄焼き卵を、自国のクレープのように
パリパリに焼きます。
日本人に、クレープを教えると、薄焼き卵のように、しっとりと、焼きます。
パスタをゆでるのに、憧れて、寸胴鍋を買った年配の独り暮らしの女性がいますが、鍋の重さよりも、それに入る水の重さに、ギブアップ。一度でお蔵入りだそうです。
<つかわない?>とお声をかけていただきましたが、、、
残念なことに、彼女は値段にも惚れこんでかったようです。
薄くて、このぺこぺこでは、ソースを作る過程のソテーができません。
底板の厚さが、直径15センチの鍋でも、2.0ミリあるような、プロ仕様がいいな?
底板の重い分だけ、負担を軽くと、アルミの打ち出し鍋になっているものもありますが、
ソースを入れっぱなしでも、永遠に腐食しないような、モリブデン鋼の物など、何倍してもいいなと思いますが、持っていません。買いたくても、下内屋さんで、買ったアルミの、
直径36センチの寸胴鍋があるので、おけません。
これは、普段は、干物いれです。いまは、いただきものの、日高昆布が入っています。
これは、このブログのファンの方が、、1キロ送ってくださったものです。この鍋いっぱいに昆布だしをとりたいくらいや。
 
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