にんにくの丸焼を爆弾とは、
にんにくをぐんちゃんにいただきました。
居酒屋メニューの
にんいくをまるごと焼く＜ばくだん＞を作ってこよかと、提案したら、NＯ！
ぐんちゃんに珍しい、完全否定形です。
なんか、気に障ることをいったか知らん？
ぐんちゃんは、昭和１９年生まれなので、原爆をイメージするのかしらん？
形よりも、にんにくのパワーで、＜ばくだん＞と思っていたのですが、、、
エジプトのピラミッド建設では、奴隷ににんにくを、１個まるごと与えたと伝えられております。
よし子の店では、普通のガスコンロの上で網にのせて、転がしながら焼きます。
一度、もらってきて、あんまり美味しかったので、そのまま、桂庵でお出ししたことがありますが、お連れの御令嬢の目が点になっていました。

油で丸ごと揚げても美味しいです。
しょうゆや、味噌につけたら、ずっと、楽しめます。酢につけると、青くなるので、知らないと毒かと、此方が青くなります。
油につけるなら、刻んだ方が、速攻に使えて便利です。
薄皮をむくのが、嫌いな人は丸ごと揚げましょう。作る人の手はくさくなりません。食べる人の手がくさくなるわけです。
にんにくのにおいが気にならない関係は、２段階デートだそうですよ。

桂庵では、にんにくを１個づつにわけて、薄皮つきで火をとおします。かげんがベストだと、竹串の先できれいにむけます。熱のあるうちにバーナーで焦がします。
麹味噌の美味しいものがあったら、いりごまを加えて、小さく丸めます。
にんにく２かけに、味噌玉５グラムくらいかな。

洋酒も日本酒も、発泡酒もいける肴になります。
松尾太郎くんが下戸でしたので、肴を作ることを知らずに育ちました。
酒のみの小さなわがままというのがわかりませんでした。幸せなことに店を持つことができて、この小さなわがままを作るのが、ままごとのようで楽しくてなりません。
盛りつけのコツは不等辺三角形にすることと、余白を見せることで、ＮＯといわせませんでした。