しらす

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執筆 : 
keian 2010-5-20 19:46
上の娘は臨月で、ハラハラの毎日です。
彼女は、身二つとなるとすぐに、シンガポールに旅立ちます。
親としては、心配なことはこのうえないのですが、唯一のとりえは、この母譲りの度胸と
食べ物に偏見をもたないことがあるので、わざと、ラフに考えています。

シンガポールはええとこやと、りえさんがメールをくださいました。
東大卒の外交官のカッコイイ従兄がおみえですが、、伯母は、シンガポールの赴任中はよほど、気にいられたのかな?喜寿をこえても、1か月は逗留されていたそうです。
この機会にと、松尾さいさんに、シンガポール旅行を勧めたら、思わぬことでご機嫌斜めで。カットされました。
母屋を建て替え中ですが、大工さんに奥さんでなく、おばあさんと呼ばれたのがあかん。
ひ孫が生まれるのに、女心は可愛いもんですね。

シンガポールでは、<しらす>を<銀魚>と南洋華人によって、日常的に食べられているそうです。
味も形も日本と同じ。
ただ、甘辛く煮ても、日本のちりめん山椒と異なり、ピーナッツが入ります。
もっとも、八百屋で買ってきた、<くるみちりめん>という佃煮もありますから、美味しい体験は、盛りつけとあしらいがちがうだけかな?
そのまま、のせて食べても、日本なら、大根おろしのところが、おかゆだったりです。
もっとも、師の村上祥子のところで、朝食をいただいた折に、鰻の蒲焼の下に、しらすが敷いてありました。これは新鮮で美味しかったですね。ただ、この鰻の蒲焼は、冷凍であっても、脂が焼き切ったタイプがベスト。
私は、いまでも、ふっくら蒸しあげタイプの蒲焼は苦手です。

鰻の蒲焼のたれで、淡泊な鶏の胸肉をソテーしたものを、食べさせていただいたこともありますが、これは、作ってくれた人を私が大好きなこともあって、とても美味しく感じました。
食べることを大切にすることは、恋することと似ているかな?
今日のお客様にも、恋するつもりでサプライズを考えます。感謝。
 
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