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あかんぼ

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-5-29 9:48
物事の始まりは、子供が生まれること。
私も、とうとう、おばあちゃんになりました。
長女の出産は、私が23歳のときで、松尾さいさんは49歳でした。
長女は29歳で、私は52歳、松尾さいさんは78歳です。
この開きは永遠なのですが、次の世代は、いくつになるのかは、未定です。決定的なことは、命は素晴らしいということです。

私の自分勝手で、みなさんが集まってくださいました。
人が集まるということが、一番の幸せです。

サー君の言葉を書きます。
サー君は、消防士です。
<人の命の代わりはないので尊重する。建物は後からつくることもできる。>
暴れん坊将軍の頃の、火消しのたつごろう親分と同じです。
テレビの配役では、北島三郎でしたが、女将の春川ますみとともに、粋でしたね。
私はお金は欲しくてたまりませんが、粋と天秤にかけたら、粋をとります。
御先祖さんが、残してくれたものを、私の代でなくさなければいいと思っていますが、一番残したいものは、粋です。
日露戦争のときに、どうにもまわらなくなった、家業の米屋をとうふ屋にしたのは、<とう>さんという私のひいおばあちゃんです。
とても、働き者でした。時間をとても大切にする人でした。
弱い者に慈悲深い人でした。
近しい血縁が不運なことが重なり、ありませんでした。松尾太郎くんの母である<じゃう>という娘を早くに亡くし、松尾さいさん、松尾とくさんを育てることで、一生を終えた人でした。私は会っていませんが、<甚一>という息子である
祖父に、私は、とても可愛がられて育ちました。
生まれてすぐに亡くなった、<よし>という娘の生まれ変わりと思えてしかたがなかったそうです。この子を自分の不注意で亡くしたことが、一番の発端で、離縁になった人も不幸です。
<赤んぼ>は幸せの象徴です。
小さな手も、なにかをつかもうとしているように思えてなりません。
それは、命の素晴らしさと人の絆でしょうか?
みなさん、ありがとうございます。
 
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