とうがらしへんろ

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ブログ
執筆 : 
keian 2010-6-13 17:17
唐辛子遍路
一茂くんからの発信です。
このところ、唐辛子の入れ物の発注が多いそうです。
唐辛子を使った料理は、寒いところと暑いところに、名品あり。これは日本に限らず世界共通みたいですね。
もっとも、日本で、唐辛子を大量に使った激辛の料理が好まれるようになったのは、エスニック料理がブームになって以来のこと。唐辛子伝来以来の400年間は、彩りやほんの
辛みづけに添える程度でした。
唐辛子の種類は、原産国のメキシコだけでも100を超すといわれていますが、学名は<カプシクム>ひとつだけです。また、コロンブスによって、1493年にヨーロッパに伝来されています。胡椒のイメージしかなかったので、これは、私も今回調べてみての発見です。
唐辛子の辛さだけはアカンというお客様がおみえです。
酒もタバコも相当イケル人なので、意外ですが、苦手なものはちらりとも出さないのが、一客一亭の店ですから、私もそれなりに苦心しております。
お好みにあわせていただけるようには、テーブルの器に鍵が有り。
うどん屋ではないので、ひょうたん型の入れ物を置くことはあまりないですが、今回、一茂くんからの発信で気がつきましたが、粉状の物を分散してかけるのにも、湿気ないようにするのにも、よくできています。
粉状の物は、一味唐辛子に七味唐辛子、チリパウダーにカイエンペパー、パプリカ。
液体状の物は、タバスコにチリソース、ラー油、最近のブームでは、旨辛唐辛子といわれる酢あるいは酒に抽出した類があります。唐辛子のかどをとるために、発酵の力をかりたり、氷砂糖を加えたりしています。
練り状の物は、ゆずごしょう<大分>にかんずり<新潟>の名産。とうばんじゃんは中国で、こちゅじゃんは韓国。それぞれに特徴があり、仕上がる料理の味わいは全く別物。
私はとうふを食べていただく店ですので悩みますが、せめて、白い磁気の片口の器にいれて、洒落た匙で取り分けていただくことで統一しています。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
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