おこのみやき

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-6-26 20:17
やながせ時代ですが、あるお店のお好み焼きは7つの白い粉が入るというのが人気の秘密でした。
私が思いますのに、小麦粉、米粉、砂糖、塩、味の素、山芋パウダー、あと1つは何だったのでしょうね。たぶん、小麦粉の澱粉である浮粉でしょうか?
商売となれば、色々と入っていないとお代がいただきにくかったのでしょうか?
仲良かったふじちゃんは、お好み焼き屋時代、ミックス粉を使っていましたが、おでんの練りみそは、味噌に、砂糖に、酒にみりん、はちみつ、水あめ、あと1つと言っていました。
7つの秘密?本当のところはどうなんでしょうね?
私は散々いじくった挙句、今はシンプルが大好きです。関西風も関東風も粉と水の割合は容量で1:1、重量で1:2としています。
また、粉に対し1%の塩を入れることで、伸びと浮きを出します。グルテンの力です。素朴な二等粉<雪>が気に入っていましたが、上等な薄力粉でも生地の寝かせ時間と水の温度で微調整します。

お客様で大きな手術をなさる方がみえます。6週間入院をされるということで、できるだけ好物を作って差し上げていました。でも、その方の望みは自分の作ったお好み焼きを食べてほしいでした。
さっそく若い人を呼び集めました。お好み焼きにはビールです。桂庵には花火大会以外生ビールの用意はありません。ジョッキは持っています。仲良しの寿司屋に交渉しました。大鍋にジョッキを入れて、買いに行きました。サービスのつもりかな?泡なしでスレスレに入れてくれました。これも、技ですね。

若い人へのお礼に、翌日はピザを私が手作りです。今までは、やったことがなかったのですが、小麦粉の3分の1をプレミアムライスパウダー<雪>に交換しました。塩は2%。いつもと吸水が違いました。トマトソースはにんにくスライスたっぷりで作りましたが、味見をした還暦前の男性が酸を気にしたので前日のお好みソースで手直しです。料理って連続ドラマですね。
 
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