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働くということ

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-6-29 21:49
不定期ですが、神戸新聞を取っています。
木村政雄さんの記事が載っている時だけ送ってもらっています。
毎週日曜版だけ、とかならまだしも、木村さんの記事が載っている時だけ、という私のわがままを聞いてくださるなんて、神戸新聞ってとても親切な新聞社です。
おまけに、木村さんの記事が載った日は電話で「木村さんの記事が載っていますが、要りますか?」とわざわざ毎回聞いてくださるのです。
娘の会社のモットーは”At your side”ですが、神戸新聞もAt your sideな会社だな、と思います。

さて、今日はその神戸新聞の記事について。

6月23日の神戸新聞の「正平調」の話(要約)です。
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夜間定時制高校の話。県立神戸工業高校の南先生は、短歌で自分を表現するという授業を続けてきた。
ある日、南先生は授業態度のよくない男子生徒の襟をつかんで注意したことがある。すると手に油がついた。昼は機械工として働き、作業服のまま疲れた体で登校していた。
「工場の昼なお暗い片隅で一人で向きあうフライス盤」
その生徒の短歌である。
先生は、それから生徒の働く姿を理解するよう心がけたという。
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この生徒が昼間働きながら夜高校に通うことになった背景はわからないけれど、懸命に働いている姿がわかります。短歌を通して、南さんは先生という立場でこの生徒の姿を理解するように心がけたけれど、私たちもこれから出会う人たちの表面には見えない姿を理解するように心がけたいものです。

また、働く姿についても考えさせられます。
松尾太郎くんも、さいさんも、とくさんも、豆腐屋を手伝いながら岐阜県立商業高校に通いました。みんな一生懸命働いたし、一生懸命勉強もしました。
その姿をリアルタイムで見ていたわけではないけれど、今の太郎くん、さいさん、とくさんの姿を見ていれば、それはよくわかります。

今と昔では回りの環境も、常識も違うかもしれないけれど、そんな松尾家特有の一生懸命さを私も引き継いでいきたいと思います。
 
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