個人商店 vs 大手スーパー

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-6-30 18:15
りえさんが送ってくれた6月23日の朝日新聞の記事より。(要約)
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「もめん・絹ごし 各1丁19円」「1丁10円 お1人様2丁まで」
スーパーで安売りの定番商品として売られる豆腐。長引くデフレ下で続く過当競争の中、スーパーは大口の注文をさばける大規模業者との取引を拡大。個人商店は勝ち目がない。
流行りのPB商品の生産を受託した加工食品メーカーが自己破産した。大手メーカーの下請けでPB商品の生産を受託。一時は年商も伸び、大手メーカーの求めに応じられる体制を組んだが、更に安価な競合製品の登場で受託品の売上が減少。一方で委託先との契約上、他社からの注文も取りづらく、資金繰りが悪化し、やむなく事業継続を断念。
こんな状況下において、個人商店ながら大手スーパーの価格競争に負けず戦っている豆腐屋がある。「スーパーにはこちらの意見が通らない。奴隷になるのは嫌」と、大手スーパーとは一切取引せず、3年ほど前から国産大豆で高付加価値の豆腐を自分の店で売るという商売形態に転換した。
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新興住宅地に住む娘が「うちの回りには○○屋さんが無い」と言います。八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん、豆腐屋さんといった個人商店はほとんどないので、結局は郊外の大手スーパーや量販店に買い物に行くとのこと。
まだ20代の娘ですが、娘には○○屋さんにおつかいに行った記憶があるので、個人商店が淘汰されていくのは淋しいと言います。一方で同じ物なら安い方が良いという消費志向もあります。
やっぱり個人商店が生き残っていくためには、高付加価値・高品質で勝負するしかないのかな。
でも、大手だって相当の企業努力をしているはず。1丁10円で卸すのは相当大変でしょう。安いだけでは他の大手に負けるとあらば、高品質・高付加価値で勝負をかけてくる時もあるでしょう。
結局、大手も個人も「他がやらないこと」を見つけないと勝てません。それが難しいのだけれど。
「とうふ屋 桂庵」はどうする?
 
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