我が家のジミー

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-7-5 18:43
命拾いしたジミー
今、生きているのは、2代目の犬です。
先代も、名はジミーでした。
先代は、昭和58年生まれの次女が、小学校2年生のときに、拾ってきました。当時の彼女は、勉強も、スイミングもピアノもペケポンちゃんでした。
お友達とのつきあいも下手でしたので、年子のお姉ちゃんのへっつきむしで
いました。お姉ちゃんは、がんばりやでしたので、彼女もちょっと
生きにくかったのかな?
なんといっても、ケイママは、ライオンのおっかさんと、松尾とくさんが
ネーミングしたくらいに、ハードな子育てでしたから。
なんで、ドアがしまっとるの?と裏に回ってみると、彼女のジャンバーを着せてもらった犬がゆるゆるの荷造りひもでからげられておりました。
なんとも、キョトンとした表情で、怒ることができませんでした。
ひょっとしたら、迷い犬かもしれんやん。
彼女と犬を飼っていそうな御近所のお宅に聞いて回りました。
ポスターを、二人で作って、家の前の電柱と、金華小学校の隣の
文房具屋さんにはらせてもらいました。
1週間の猶予で、名乗り手がなかったらと、条件をつけました。
住んでいるのは、とうふ屋の社宅?ですから、松尾太郎さん。
生活費をいただいているのは、お父さん。この二人に許可をもらうことにしました。私は、自分勝手ですが、根回しは多分、上手だと思います。

そんなこんなで、先代は、二人の娘の成人まで、見守ってくれました。
疎外感で心が疲労しているときに、
あのキョトンとした顔に出会うと、不思議に、もめ事が起こらなかったように思います。松尾家のような家内工業は、遠慮がない分だけ、ともすると
感情が行き違うことも多いのです。

2代目は、先代が亡くなって、松尾太郎くん、松尾さいさん、松尾とくさん
みんなが淋しくて、何度も犬小屋をのぞいていたときに、私の独断で拾いました。保健所で明日、薬殺されるはずの犬でした。
当時の配偶者に、許可を求めなかったので、犬小屋のおカネをだしてもらえませんでした。やっぱり、順番は守らなくてはいけませんね。
それとも、ナイーブな彼は、死が悲しいので、もう、生き物は飼いたくなかったのかもしれません。
モノが言えない犬の方が、なにもかもわかっていて、キョトンとしているのかな?今日もケイママに、<ちゃんとごはん食べるの 、えかっ。>とドッグフードを残しては叱られています。
 
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