おこげ

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-8-20 22:49
若い人が訪ねて来てくださいました。
何か今までにやったことのないことで、喜んでもらいたくなりました。
お客様ではないので、失敗を承知で、鍋で直焼きのダークフルーツケーキに挑戦しました。タルト生地とかキャロットケーキは、鍋を実演販売なさる方がレシピを作っておられますが、小麦粉の5倍のフルーツ漬けが入るダークフルーツケーキは未だかつて聞いたことがありませんでした。
大胆に仮設を立てて、果敢に挑戦する科学者のようなもので、今思うとウチの子どもたちは犠牲者だったかも。彼女たちに言わせると、ういろうのようなおよそ家庭では作らないようなもの、普通のお母さんが作らないようなものに夢中になる困った人だったみたいです。でも、真っ黒焦げのケーキはそれなりにおいしかったんですよ。表面を器用に若い人は削ってくれて、中身にブランデーをたっぷりとかけてみたら、オーブンで焼いたものと変わりがなく、おいしかったです。真っ黒焦げの切り出しをお皿に盛っておいたら、いつの間にか無くなっていました。
おこげの光明は、カラメルのおいしさにあります。うなぎのタレが香ばしいのと一緒です。ちなみに、スーパーのうなぎのタレが少ないときは、しょうゆとみりんと砂糖と同容量で弱火にかけ、煮詰めるとよいです。
ちなみに、市販のバニラアイスのおいしい食べ方です。
プラリネと言いますが、くるみ20グラムを薄切りにして、砂糖大さじ4、水大さじ1を濃い茶色になるまで焦がし混ぜます。冷めてパリンとなったら、砕いてアイスクリームに混ぜましょう。
この濃い茶色の焦がし加減はカスタードプリンのカラメルと同じです。そういえば、30年来の友達は子育ての真っ最中のとき、鍋でカスタードプリンを作って子どもの帰りを待っていました。彼女はレシピではなく、味わって分量を決めていました。私はレシピから入っていったので、かえって新鮮に思います。子育てはレシピではないですから尊敬!!
 
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