御馳走

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-9-25 14:08
☆御馳走について書いてくれよ。
素敵な男性からのメールですが、相手が素敵なだけに、ヘタというか
ベタなことはかけへんやん。UPが遅れたことをお詫びします。
御馳走を辞書<32年前の岐阜市の成人式の引き出物>でひくと
1、もてなすこと
2、豪華な食事とあります。
御馳走字体の意味は、野山を走り回って、美味しいものをととのえる
ことであります。
よく、お客様にたずねられるのは、<どこで買っとんの?>です。
また、どこかの廉売スーパーで遭遇すると、<こんなとこで買っとんの?>であります。
店を持った当初は、中央市場まで仕入れに行っていました。
もちろん、今も、出かけますが、それ以前にアマチュアの時代のほうが
大人買いをしていたように思います。
<贅沢な材料を腹いっぱい食え>の感覚で、たとえば、海胆一箱を塩ふって
バーナーで焼くなんて料理もしていました。
豪快で評判も良かったことは、娘の友人が、今もって証言してくれます。
こうして、私の様な者が店を続けさせていただくうちには、ひとかけらの
海胆をいかにして、とうふとともに御満足いただけるかということに
苦心をしているように思います。
この苦心は、作る者の喜びであります。
どんなもんだいと胸をはりたくなります。私が喜びをいただいた上に
お代もいただける?もちろん、このブログへのお題もいただける?こんなけっこうなお商売はないと感謝です。
この男性には
<馳走であるか?かたじけない。じつに旨そうでござるな>という
セリフが似合いそうです。
江戸時代に白魚の料理を尊んだのは、
透明な白魚の頭が透けて見えたところが、脳の形が徳川家の葵のご紋ににていたからであります。徳川家康公が葵の紋のついた魚が獲れるとは、
万代の吉兆であると喜んだことだそうです。
白魚の脳ではありませんが、苦心をすることは脳をつかうことであります。
桐島洋子さんの本に聡明な女は料理が上手いというタイトルがあります。
うちの松尾とくさんいわく、ええおとこはええおんなをもとめる。
素敵なお客様には、素敵になりましょうか?
私は、材料を仕入れ、下ごしらえをしているときには、一心不乱で
身なりをかまいません。衛生しか脳にありません。
おもてなしのときには、着物をきます。
うちの松尾とくさんいわく、相撲の土俵入りの様な着付けではありますが、
ぜひ、いちど、おでかけくださいませ。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
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