習い事

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-9-29 19:28
何かを始めたいひとがいます。
仕事でも修業でもありません。これを趣味といいます。
私ごとですが、趣味的な店やといわれると反発したものですが、こうして
書いてみると趣味というのも味があって、わるくありません。
楽しみとしてすることですし、ある意味では<おもてむき>ということもありえます。
なんで、こんなことを思ったのかというと、お客様の依頼で、ピアノを
弾くことになったからです。
正確にいうと、お客様にピアノを弾いていただけるように、
セッテイングをさせていただきました。
ヤナガセに店を持って2年目に、このままでは家賃が払えなくなると
自宅を改造して2軒めの店を持たせていただきました。
その時に、一番ネックになったのは、仏壇とピアノをどうするかでした。
仏壇は床の間にいれて、ルーバーをかけました。
ピアノは、押し入れにいれました。段をはずして、もちろん、床も補強してですから、元手もかかりました。
この、ふたつは、店には必要がないようにみえても、無くすことができなかったからです。
ピアノを、私は弾きません。というよりも、弾けません。ただ、娘たちが
弾けるようになるための努力は惜しみませんでした。
卒業式に<蛍の光>を弾いてくれたことが誇りです。
そんな話をしていたら、弾かせてほしいといいだされたのです。
冗談から駒ですが、そのかたの瞳に光を感じたので、先ず、1レッスンだけを、娘たちの先生であった真理子ちゃんのもとに、新高梨を持って行きました。
願いを快く引き受けてくださいました。
当日は、<おとぐちまでのいんそつ>です。さすがに、手をひいて、
手をたずさせては、私も<こっぱずかしい>のです。
レッスンのあとで、お茶をさしあげましたら、嬉しそうでした。
いくつになっても、学ぶということは、純真です。
その笑顔で、私も楽しくなりました。もちろん、このときのお茶の味も最高でした。
思い起こせば、
<目隠しして弾け>とか<手の中に丸いものをいれて弾かせたり>とか。
我が娘には、超スパルタだったんですよ。
よく、ぐれんかったね!
もっとも、おかんが怖かったから、レッスンは怖くなかったそうです。
あのときの丸いものは、あんこ玉のような羊羹。
昔懐かしい楊枝でプッチンとするお菓子です。
私も、今は、あまり作らなくなりましたが、その頃は、ピアノを聴きながら
銅鍋で、羊羹を煉っては作っていました。
 
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