むつかしいね。
棗をいただきました。
ホントは、料理屋のくせに、今までたいたことがなかったのです。
食べたことはあるのです。
棗を下さった人も、食べさせて下さった人も、大好きな人なのですから、
何とかしようと思いました。棗を前にして、ずっと悩んでいました。
そのまま、一粒食べてみましたが、姫りんごよりも、ずっと小さいリンゴのような味です。昔、あったんですが、こんなりんごを覚えていませ
んか?
中垣卓子さんは、飛騨高山のおいしいうどんやさんの女将です。
私と正反対の人なので、ずっと、おつき合いができるのでしょうか?
それとも、繊細さが、表裏一体なのかな?
素敵な人なので、観光に行かれる方はメールください。紹介します。
彼女の直伝を書きます。
棗のたき方は、ホントに家によって違うの。
棗の皮がかたいので、ぽたぽたになるまで、水だきすることと砂糖をいれてからも、ぽたぽたになるまでたくこと。
どれだけ、もらったの?
1キロもあるなら、青梅みたいに上についている<うてな>をとるだけでいいわ。家によっては、金柑みたいに種をとるところもあるの。
うちは、仕上げにしょうゆを隠し味程度におとすの。
そうか?そうか!とうなずいているうちに、<うてな>を一緒に
とってくれる殿方も登場しました。おしゃべりしているうちに完成。
なるほど、時代が進んでも、
板前に男が多いはずやわ。仕事が丁寧だし、竹串一つでも、道具としての扱いが違うわ。
京懐石の達人は、<棗は色が飛ぶ>と後から、アドバイスをくれたけど
私は、酸の力を借りたので、後から、自慢したいような仕上がりになりました。
レシピを書きますので、おためしあれ。
棗1キロ
水だきした湯は1カップのみ残し、後は皮が破れないように、注意しながら
鍋の中に水を少しずつ流しいれながら替える。
砂糖500グラムに酸はお好みのモノをどうぞ。レモン汁2個分が目安。
私は、今日はかぼすをつかいました。
棗の薬効
大棗<たいそう>といって、漢方では繁用します。
棗にネギを煎じて飲むと精神疲労にいいそうですが、
韓国の丸ごと鶏を煮込む料理にも必ず、棗が入っています。
甘麦大棗湯は、棗5個に甘草5グラムに小麦20グラムを加えた漢方薬
です。素人判断はいけませんが、
食は薬なりと、薬物の気味ということを頭においておくのも、カロリーと塩分ばかり偏重の料理書への警鐘です。
四季五味ともいい、寒熱温涼、酸苦甘辛苦のことです。渋味と淡味は
五味には入りませんが、これに感動できるひとが繊細な人で、こころころころ㊙の味。
棗をいただきました。
ホントは、料理屋のくせに、今までたいたことがなかったのです。
食べたことはあるのです。
棗を下さった人も、食べさせて下さった人も、大好きな人なのですから、
何とかしようと思いました。棗を前にして、ずっと悩んでいました。
そのまま、一粒食べてみましたが、姫りんごよりも、ずっと小さいリンゴのような味です。昔、あったんですが、こんなりんごを覚えていませ
んか?
中垣卓子さんは、飛騨高山のおいしいうどんやさんの女将です。
私と正反対の人なので、ずっと、おつき合いができるのでしょうか?
それとも、繊細さが、表裏一体なのかな?
素敵な人なので、観光に行かれる方はメールください。紹介します。
彼女の直伝を書きます。
棗のたき方は、ホントに家によって違うの。
棗の皮がかたいので、ぽたぽたになるまで、水だきすることと砂糖をいれてからも、ぽたぽたになるまでたくこと。
どれだけ、もらったの?
1キロもあるなら、青梅みたいに上についている<うてな>をとるだけでいいわ。家によっては、金柑みたいに種をとるところもあるの。
うちは、仕上げにしょうゆを隠し味程度におとすの。
そうか?そうか!とうなずいているうちに、<うてな>を一緒に
とってくれる殿方も登場しました。おしゃべりしているうちに完成。
なるほど、時代が進んでも、
板前に男が多いはずやわ。仕事が丁寧だし、竹串一つでも、道具としての扱いが違うわ。
京懐石の達人は、<棗は色が飛ぶ>と後から、アドバイスをくれたけど
私は、酸の力を借りたので、後から、自慢したいような仕上がりになりました。
レシピを書きますので、おためしあれ。
棗1キロ
水だきした湯は1カップのみ残し、後は皮が破れないように、注意しながら
鍋の中に水を少しずつ流しいれながら替える。
砂糖500グラムに酸はお好みのモノをどうぞ。レモン汁2個分が目安。
私は、今日はかぼすをつかいました。
棗の薬効
大棗<たいそう>といって、漢方では繁用します。
棗にネギを煎じて飲むと精神疲労にいいそうですが、
韓国の丸ごと鶏を煮込む料理にも必ず、棗が入っています。
甘麦大棗湯は、棗5個に甘草5グラムに小麦20グラムを加えた漢方薬
です。素人判断はいけませんが、
食は薬なりと、薬物の気味ということを頭においておくのも、カロリーと塩分ばかり偏重の料理書への警鐘です。
四季五味ともいい、寒熱温涼、酸苦甘辛苦のことです。渋味と淡味は
五味には入りませんが、これに感動できるひとが繊細な人で、こころころころ㊙の味。