やっとこさ、さんまを載せる皿

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-10-17 15:46
10/9,10/14,10/15のブログやっとこさアップできました。
箸の木には、鉄木 黄楊 栗がいいとのことを、メールいただきましta.
結婚式の引き出物に5本組みが出されているそうです。
喰うに困らないので縁起がいいですね。ありがとうございます。

一茂くんからの発信は、秋刀魚を盛る皿についてです。
秋刀魚は、形を生かしたいので、盛るというよりも載せる気分です。
秋刀魚は目黒にかぎるの落語の殿さまではないですが、美味しくても
下魚。下魚なら、それなりに意地があらあね。
こんな、つっぱり啖呵がでるのは、料理屋の女将ではなくて、まだ、とうふ屋のおかっつまなのでしょうか?

いいわけのようですが、漢字の書体を思い浮かべてください。
楷書<真書>もあれば、行書も草書もあるのです。
伝統的な日本の文化は、茶道に華道、庭園もそれにならっています。
真は正格、草はどんどん崩していき風雅に、行はそのどちらにも属しません。私が何であるかは、いまだ発展途上でありますが、
器は、
材質からは、薄手が真にあたり、厚手なら草。
形からは、円形や正方形は真にあたり、不安定なもの草。正三角形はというと行。
絵柄では、幾何学模様<祥端>、14日のブログの青海波もこれにあたります。もちろん、金襴手などは、好みと迫力とは別に、真です。
この点でいくと、成金趣味も真なりということもありえます。

料理によって、器の使い分けをするなんて面倒みたいですが、主婦でも、
お客様のときには、木箱からだしてきませんか?
秋刀魚にもどりますが、丸干しや開き干しがあっても、季節のごちそうですから、二つに切って、丸皿に盛るよりも、長角皿に盛りましょう。
長角皿なら、二つに切ってあっても、勢いに乗せたような季節の広告になります。タイトルに載せると書いたのはこのつもりからです。
それから、絵柄は唐子。
唐子模様は中国風に装った童子遊ぶさまを描いています。
髪の毛を頭の中央と左右をわずかに残して、他を削り落していますから、
ちょっとエキゾチックかな?一茂くんにいわせると
<はげのあれ>ですが、家族繁栄の意匠です。
 
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