清水先生は中学校のときの剣道部の顧問です。校長をなさっておられたころ
校門の所で生徒に「おはよう」と挨拶を続けた方です。問題のある生徒然り、叱るより
可愛がる。生徒が問題を起こすのは、校長である自分に問題がある。問題は生徒の可愛がり方が足りないからや、と先生のお父上は諭されたそうです。
今、私は問題を抱えております。やながせの店から持って帰った水の滅菌機のことです。
私は料理だけでなく、とうふも作りたかったし、売りたいからです。何よりもとうふが
大好きなのでしょう。私のことを大好きな人が、3万円をお祝いに下さいました。これを持って
近所の業者さんに相談に行きました。ところが、母屋の建て替えもすませ、さあこれからという段に停滞です。問題が続出。
あちらにはあちらの論理がありましょうが、腹に入りません。これを背負って岐阜市の
水道関係の業者さん全部に行商の覚悟を決めたところで、先生を思い出しました。剣道の御縁にすがるつもりで青柳工業さんに飛び込みました。朝早くにもかかわらず、母堂が携帯電話に繋げて下さいました。専門用語ではなく、わかりやすく説明して下さいました。心配して同行
して下さった男性も、かっては少年剣士でした。

いやなことは水に流してと思ってました。
風に流すも剣道や。先生は、今は、竹刀を持たれませんが、ただ観ていて善いところを言われるそうです。私は、竹刀も袴も処分してしまいましたが、剣道の風に当たりたくなりました。
木曜日の夜、予約がなければ小西郷の青少年会館まで行きます。同行の方はおられませんか。
因みに青柳さんと業者さんとは仲良しだそうです。座頭市は見えないので風を切る音で
切りますが、近所は、親戚は、岐阜では切っててはなりたちません。
いやなことは済んだこと、笑って風に流しましょう。