玄侑先生② (桂ママも撹乱)

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-10-27 21:27
10/30日AM9:00まで携帯電話つながりませんので。
⇒変更 10/31まで1日延びました…。
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私の不徳の致すところ、つまり日頃の行いがよくないのでしょう。
一日身動きの全く取れない日ができました。
自分がいかに忙しいことが大好きというわけではないですが、じっと経過を待つということがいかに苦手であるとわかった次第です。

大好きな読書も進みません。
奇跡を信じた人だけ信じなかった人よりも一歩進んで確実に奇跡への確立が多くなるとご著書の対談から知りました。
RIEさんにその話をしたら、『私もわかります』
彼女は距離を置いて、早起きの団体に所属しております。その団体の月刊誌『清流』に玄侑先生がずっと連載されているとのこと。
そんな話まで飛んだら、11月のある日の壮年の集いに動員を条件ではnないですが、チャンスにバックナンバーのコピーを団体の支部長さんからいただく段取りになりました。
12月号のお布施についての記事は彼女もとても興味深いらしく、この号だけは私が買うとまで言ってくれました。お金の問題はどこまでも大きいです。

『化蝶散華(けちょうさんげ)』(2002年 新潮社)を行きつ戻りつ読みました。拾い読みなんてものじゃなく、飛ばし読みです。自分の好きなところだけを何度も読むのではなく、眺めていました。11ヶ月後までにあと何回読めるでしょうか。
図書館で借りた本なので2週間後には返却しなくてはなりません。家族の名義総動員で貸出カードを作るつもりでしたが、松尾太郎くん(父)は85歳。とても自分の足で返却に行くことはできないでしょう。司書の方はとても優しい人で何とか発行をしようと個人情報の隙間を探してくださいました。
うれしかったので、思わず『あなたに迷惑がかかることをしてはあかん。やめます』と書き終えた申請書にペケを大きく書きました。
あかんことは絶対に叶う隙間があると今まで自分勝手に生きてきましたが、この本を読んでいるうちに『ゆっくりやりましょうや、時間は作ることはできる』と思いました。
主人公理洲が撹乱‐相場の場面‐は、リアルです。お金の動くさまをよく表しています。100ページ、お賽銭の一人当たりの平均が税務署で計算するときは参拝者の人数×40円ということも、103ページ、一万円札の卸値は10円ということも価値と価格が違うことから、お心遣いの金額はそれで決まることを学べて非常にためになりました。
ブログをご覧の皆様も一度お読みになるといいですよ。
お金のことを160ページ、『禅林書式鑑』で化蝶とするなんて一つ覚えただけでいくらの価値になるでしょう。
『花をつける』と水商売ではご祝儀のことを申しますが、ほんとやね。
桂庵でも『釣りはいらないよ』とお客様に言っていただくと、うれしくて花を買う気分になれます。一円では買えないかなぁ 笑。
 
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