冬が来る前に <玄侑先生番外編>

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ブログ
執筆 : 
keian 2010-11-9 20:32
寒さが訪れる前にしておかなくてはならないことがありませんか?
今年は、秋がきたのかどうかもわからなく過ぎました。
秋は、何のためにあるかと言うと、枯れるためにあります。
紅葉がなんで美しいのかといえば、枯れて散るためであります。
枯れないで、ずっと緑でいるのも難儀なことなんですよ。

私の名は、松と桂があります。
松は常緑樹でありまして、茶席の禅語によく登場いたします。
桂は落葉樹であります。
香りがよくて、散る直前に官能的なほどです。

禅語も言葉だけを眺めていると、こむつかしいですが、1字だけを
みていると、花柳界みたいで楽しいですよ。
松を分解すると、木と公です。
これを、僕と君とのさしむかいと読むとは、ミセスという雑誌に6年前に
玄侑先生が書かれておられました。
禅語の御著書の多い先生が、なんと、梵行という初の官能的小説を、このたび、出版されます。
読みたいです。私は、店を持つ前に、瀬戸内寂聴氏のその手の小説ばかり
読んでいました。そのころは、100円の古本専門で買っていて、どきんとするところを切り抜いてはいました。今度は、岐阜市立図書館でリクエストをしようと思っています。禅語の本と重ねて借りてこようっと。
うんと、恥ずかしい本だといいですね。笑笑笑

うちの松尾とくさんなら、はぐれ刑事純情派の再放送をみていて
<なんかよう?
いま、ええとこやできたらあかん>といいそうです。
この返答は
<ここのつとうお>と答えるのが大阪のエスプリです。
7、8、ときて9、10、笑

そうそう、11月はお茶人のお正月といいます。
炉開きです。お茶も口切りといって新茶の心構えです。
一服さしあげとうございます。
どうぞ、桂庵にお立ち寄りくださいませ。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
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