• 前へ
  • 次へ

飛騨こんろ

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-11-14 19:11
2010,11,9ブログ「冬が来る前に」に修正があります。
南海電車の停車駅の辺りで育ったという方からメールがありました。
<なんか、ようか>とつっこんで
<ここのか、とうか>と受けるのだそうです。
耳から覚えたことは、自分流に解釈してしまいますね。
ブログの反応があることに、大大大感謝です。

もうひとつは訂正ではありませんが、「現代の名工」で、
棟が一杯になっては、胸をあえて、棟梁とかけて、この字をあてたのですが、これも、あえてでしょう?と反応をいただけました。
これも、<人の仕事をとってまでするなと初代田村平治氏に育てられて、
大きな組織の中で、職人としての腕以上に、人を動かしている田村隆氏の素晴らしさを伝えたかったからです。私のブログですから、特別なお叱りがない限り、ネットで検索にはないいい話を伝えて行きたいと思っております。
反応してくださって、今度こそは、私の胸が一杯です。
もちろん、ブラのサイズはD75であります。

一茂くんからの発信は、飛騨コンロについてです。
そうそう、ホウ葉味噌を卓上で炭火で焼くときの、あの小さなコンロについてです。
なんで、あんな、わけわからん字が書いてあるの?
あれは、謡の文句が書いてありますから、わけわかりません。
字は読まなくても、模様だと思えばいいです。
ただ、書いてあるのは、本物の和紙にかぎります。
飛騨コンロは、特に焼きの甘い、つまり焼成温度の低い焼きものですから、
欠けやすいのです。補強のために、和紙を張ります。
それが、<帳面外し>といって、古い大福帳を順番に剥がしていって使うわけです。襖の張り替えのときにも、いいものほど、これで下張をします。
その名残で、今では、はじめから張ってあるのです。
飛騨コンロは本当に焼きが甘くて、水を張っておいたら、ぽろっといきます。昭和30年代にはどこの家庭にもあった七輪とおなじく焼きがあまいのです。生活民具だったころは、欠けないようにまわりに針金をくるくると
巻いていたそうです。
卓抜技能者を現代の名工とするなら、飛騨の匠賞も授与しましょうか?
商品は、飛騨コンロでいかがでしょう。
松尾とくさんが、風情で丸物百貨店の閉店セールで買って持っていますが、
使っているところは、みたことがありません。
金庫のカバーの段ボールに帳面外しを張っているのは、みたことがあります。
松尾さいさんは、加湿器を床から50センチ上げるための台を作るために、
外箱に帳面外しを張っていました。
米屋時代<日露戦争以前>の大福帳も有り。数に限りはありますが、
希望者はどうぞ。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
とうふ屋桂庵のご案内
かわら版 カレンダー
« « 2010 11月 » »
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 1 2 3 4
女将の著書
Warning [PHP]: opendir(/home/keian/www/keian/modules/d3blog/images/caticon) [function.opendir]: failed to open dir: No such file or directory in file class/xoopslists.php line 113