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玄侑先生⑧(ときがかいけつ)

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2011-1-3 11:45
玄侑先生の本のファンなのか?
玄侑先生のファンなのか?
読んでいるうちに、わからなくなってきました。
それとも、おせち料理の残った材料と格闘していて、知恵と時間がまわらなくなってきたのでしょうか?
決まったものと珍しいものとをとりそろえるのが、料理屋のおせち料理なのですが、主婦の根性というのは、30年の時間がかかっており、料理屋の根性は7年の時間です。
どうしても、捨てきれないのです。
正月3日間は、<まかないおせちづくり>にあけくれました。
もちろん、食べてくれるひとがあってです。
懐石の達人からすれば、ありえないのですが、
おせち料理を買っていただいた方にも、<テンパンまるごと>とか
<さらもり>で、グラタンや、焼き魚をお届けすることもあります。
懐石の達人のところから、まわしてもらった柚子のなかみで、<甘露
柚子>なんていう名物もできました。
150g入りパックでいくつできるのかは、その年しだいですが、彼と
山分けします。彼の店のお客様へも、差しあげているのですから、よいモノになったと思います。
7年間つくりつづけています。
彼との付き合いは、16年になると思います。
いろいろⅣ色で52のエピソードがあります。
小説のディティールにしたいと思っています。
玄侑先生の、2003年、まわりみち極楽論  人生の不安にこたえる 
朝日新聞社刊は、素晴らしい本です。
きっと、玄侑先生に会いたくて、福島県まで時間をかけて出かけた人も、
電話を何回もかけて電話代をかけた人も、しあわせのひとつまえの極楽
駅までいけたでしょう。
p133
いい小説が書きたいなんていうのも煩悩に違いないと思います。
なんて、私の3日間を極楽にしてくれました。
p140
時間に救われるということをアイシュタインの話にしてくださるなんて、
私は、こういう人大好きです。
p149
過去は変えられる?
2002年、御開帳綺譚 文芸春秋
をあげられて、時間と記憶のミステリー
記憶そのものを供養しちゃう話です。
とあったので、早速読みはじめましたが、どうも、西村京太郎氏の本を読み過ぎました。
名前が、覚えにくいのです。実は、この本は、中途挫折3回目です。今度は
最後まで読みます。p53、我々僧侶が供養しているのは、結局のところは
記憶ではないかと思った。
そうよ、そうよ、最後まで読めばわかるのが、ミステリーのいいところよ。
私だって、懐石の達人とのいろいろは、法華寺の老僧に語ったところから
出発して、花見の弁当85個を納品することで懺悔は終わったのよ。
時が解決するのは、絶対的な時間の流れだけじゃないわ。時間の中で
考えることや。
タケイ 
山本
夕子
蕪状
登場人物の名前は、どういう意図で決められるのかしらん。
 
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