腐竹

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ブログ
執筆 : 
keian 2011-1-12 19:59
日本語にあてるなら湯葉ですが、
中国語であてるなら、豆腐皮が一般的です。
私はシンガポールが大好きです。
お客様あっての桂庵ですから、一泊二日の日程で行きますが、
研修旅行と思っていますので、必ずや、メニューを成果として持ち帰りたいと思っています。ブログでも紹介していきますので、乞うご期待あれ。
シンガポールは、華僑の影響の大きいところです。
19世紀末から20世紀初頭のころです。
人口の7割が中国人ですが、欧米の雑誌で評価の高い、ヨーロピアンキュイジーヌやモダンチチャイニーズなど、ローカルも美味しいけれど、それ以上に
魅力的です。
ゆばも、豆油皮から、油皮に豆腐皮、豆腐衣、腐竹、それぞれに美味しいです。所詮は豆といってみても、精進料理では、日本同様にかかせないものであります。味付けして棒状に固めたものは、素火腿<スゥフォトェイ>
と呼ばれる精進ハムのことですから、日本でも中華料理の前菜で、召し上がられた方もおみえでしょう。
生の豆油皮を細長い竹状にして、乾燥させたものを、腐竹<フゥヅウ>
といい、揚げたり、炒めたりして使います。
中国の有名な本
<隋園食卓>によれば、春巻きの上等は、生湯葉でつくるとされております。
金魚のように形づくり甘酢であんかけしたものなどは、コースの中にひとつ
あると、楽しくなります。
日本のカラカラせんべいみたいに、おもちゃとかおみくじをいれることは
しませんが、そのくらい軽く仕上げたものもあります。

ややこしい料理は嫌だというお客様におだししたことが、ありますが、
ゆばをぬれふきんに包んで、半分くらいの目安でもどし、里芋のマッシュを包んで揚げます。里芋には、味をつけておいてもいいですが、
揚げたてに、つゆをはるのもいいです。肴にするなら、きぬさやをあしらって、柚子の皮をのせましょう。

もちろん、そのままで、170度くらいでから揚げにしてもいですが、
オーブントースターで2分焼いてもいいです。
ガス台では表裏やいて、しょうゆをぬってください。

日本のゆばでは、京都と日光が産地
京都が寺に対し、日光が山伏の栄養源としての発達です。
京都では湯葉の字をあてますが、日光では湯波の字をあてます。
隣の町内に湯葉勇さんが慶応3年の創業で商っておられます。
京の老舗は湯波半さんです。こちらは享保元年。
語源はひもとくほど、ミステリーになりますが、自分で、その場で買って食べたものが、桂庵のポリシーです。ぜひとも、おでかけくださいませ。
 
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