どうはん

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執筆 : 
keian 2011-2-4 20:40
同伴のお客様をお受けしました。
桂庵のような隠れ家のような店には多いことかもしれません。
一客一亭の完全予約の店ですから、安心なさるのかもしれません。
男性の方が知人だったこともあって、
私もスチュワードと同伴で、弥八地蔵のところまで、お迎えにまいりました。
10分前について、15分後になりましたので、何もしないで、スチュワードと車の中ですごしましたが、これは、無所属な時間といっていいかもしれません。
店を続けていくのは、店を始めるよりもつらいです。
大須演芸場のお茶子さんの話を聞かせていただきました。
好きで入った世界が続けられなくなってやめたとき、やめることをとめないで、<また、戻ってくるのだろう?>とにこっと笑って送り出してくれた芸人さんが、<また、来ればいい>と迎えてくれたことです。
好きなことは、いっときやめても、また続くと教えてくださったのです。

私はやめません。
やめたら、もうやれません。
でも、それを見越して、こんな話をしてくださいました。
同伴のお客様は、人の気持ちの裏を読むことにたけた方が多いです。

やる気が失せたときは、鬱病のはじまりです。
夜、十分に寝られるかどうかを問われた時は、風邪をひいて熱があるかどうかを問われた時と同じです。
自分の失敗を人のせいにしだしたら、要注意です。
自分のするべき仕事の優先順位が決められたら、大丈夫です。
私のモノの言い方は、C級です。ゆっくりとやさしく話すことがヘタです。
社交辞令が特にヘタですが、お天気の話などをすることの必要を認めます。

そんなこんなを教えていただきました。
これを、セラピストに頼んだら、1時間10000円だそうです。
商売ですから、1円でも儲けることが大切ですが、1円儲かって、
10000円の得をしたら、同伴のお客様は、なんと、有難いのでしょう。
ましてや、今日は、温奴をとても喜んでいただけました。
料理で人を喜ばせるのが、世の中で一番好きや。
仕入れでお世話になっている方に、感謝。
 
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