• 前へ
  • 次へ

真実一路・善なる繁栄

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2011-3-11 19:55
社是・社訓というと、思い出します。私が、お勤めしていたころの話です。
33年前に、人を愛し、店を愛し、地域社会に愛されるということで、
社章は、三つのハートの金バッジでしたし、包装紙もこのデザインが、どんどん、輪になって大きくなっていくというイメージでつくられていたと思います。
今、この会社は、平和堂に吸収合併されたらしく、社是・社訓も変わったそうです。
夏に、ちょっと、大きな買い物をしたときに、若い人に聞いたら、
そんなようなことを、上司に相談しながら、言ってましたから。
33年前のOBが、聞くことができるなんて、小売業のええところやね。
あることで、お世話になっている会社の社訓5つの中で、私が、気にいっていることを書きます。
<ムダとロスは恥と思え>私は、ムダな努力は、修業と思っていました。
芥川賞作家の西村氏が、朝吹氏と、文学界3月号で対談しておられますが、
その中で、自虐的になるところからの出発が、新しい境地を開くというような感じが捨てきれないからです。
効率を考えないところから、別の効率をみいだすといっていいかな?
でも、全く、時代が変わったことを認めます。
わかりやすいところで、味噌の消費期限を例にとります。
消費期限にしろ、賞味期限にしろ、支障なく食べられた時代は、終わりました。
この会社では、ロス率、廃棄率に、とても、厳しいのですが、
それゆえに、商品の出足しだいで、見切るのは、期限前よりも、はやくにします
。社員には、<りんきおうへん>と指導しますが、結果的に、儲かればいいのです。
<成仏した>といっては、<元活け鯛>を元旦に料理していた私にとってはスピードです。スローフードは憧れであるだけかもしれませんね。
懐石の達人によると、松尾家は、明治以前の商売といいます。そうかもしれません。
やっと、初めて、他人に仕事を手伝っていただける人間にさせていただくことができました。
仕事ではありますが、報酬を思うように払えません。
ましてや、<もうかったら>の先の約束はできません。
儲かるというのは、<言>をはさんで、人と者と書きますが、なんとか、今、できることをしよう。
古いおつきあいの携帯電話屋さんと電気屋さんと相談して、先に、ケータイとテレビを2台づつ、買いました。ケータイは、商売の設備投資です。テレビは誠意です。
7月から、古いテレビは使えませんが、7月までだけ、必要としている、中国から短期で仕事に来ている人に、もらっていただける算段がついたからです。
古いおつきあいの二人は、知恵を貸してくれただけでなく、ヤル気と、精一杯の値引きをしてくれました。

<楽しい買い物ができたと言われる店にせよ>が、最後にいう社訓ですが、
気合いをいれて、今日も一日よろしくお願いします。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
とうふ屋桂庵のご案内
かわら版 カレンダー
« « 2011 3月 » »
27 28 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 1 2
女将の著書
Warning [PHP]: opendir(/home/keian/www/keian/modules/d3blog/images/caticon) [function.opendir]: failed to open dir: No such file or directory in file class/xoopslists.php line 113