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フルーツポンチ

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2011-7-18 9:37
なんで,フルーツポンチと言うのかな?
と、メールをいただきましたのでお答えします。
フルーツポンチのポンチは飲み物のパンチからきたもので、その語源は
パンチャー、つまり、5のことです。
銀座の千疋屋さんのお話では、5にちなんで、フルーツも5種類でシロップも5種類で作るとのことです。
大正から100年ですが、当時のモダンボーイやモダンガールは銀座にでて食べるのが、おしゃれだったそうです。
1970年の大阪万博の太陽の塔の設計者のお父さんの岡本一平氏は、
<千疋屋に行って、フルーツポンチを食べると王様になった気分だ>という
絵を残しています。彼は当時の人気漫画家ですが、漫画のことを、
ポンチ絵といった時代もあるんです。
アイスクリームも生クリームも入っていないのが、あと口がさわやかです。
とうふを買っていただいたふぐ料理店では、苺とブランデーで、これ風に出しておられました。100円のとうふの納品に行きながら、これが食べたくて、7000円のコースをオーダーしたこと有り。
本当に食べることに寛大な人がいてくれたもんです。感謝。

今日のお客様にはフルーツポンチをお出ししましょうか?

水と砂糖と氷が1カップづつです。
砂糖がとけるまで混ぜてください。
レモン汁大さじ2と洋酒<コアントロー>大さじ1で5種類です。

フルーツは600gくらい用意して下さい。
何でもいいのですが、
リンゴを加えるのが千疋屋風かな?シャキッとした歯ざわりが大事とうかがいました。
それから、彩と風味づけにペパーミントを加えましょうか?
桃やみかんにパイナップルは缶詰を使っても美味しいです。
缶詰のシロップもわるくはないので、残さずに加えてもいいのですが、
そのときは、洋酒はジンに限ります。また、よく冷やした炭酸水をいただく直前に注ぎましょう。
1970年代には、フルーツポンチにフルーツパフェは、
<喫茶店の憧れメニュー>でした。40年たって、こうして、レシピを
書けるなんて、私は幸せです
もう、ちょっろと、店が流行ればと願うのは、アカンかね。
 
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