南京豆・ピーナツともいいますが、
とうふになぞらえていえば、落花生豆腐です。
胡麻の代わりに落花生を擂って葛で寄せます。
ピーナッツバターを使っても、できないことはないのですが、市販のものには１５％くらいの植物油脂＜たぶんショートニング＞が入っておりますので、心得ておきましょう。
落花生の名は、花は地上で咲いても地中で実を結ぶところにありますが、
花の露が落ちたところに実ができるという浪漫的解釈もあります。

シンガポールのラッフルズホテルの名物は、美味しい殻付きピーナッツ食べ放題のロングバーです。帰国して、試作してみた傑作では、塩水で殻付きピーナッツをゆでておいて、ずっと、余熱のガス台に網をはってのせて
おくだけです。暑いことの辛抱と、忘れているようで覚えている
食いしん坊であることが大切？です。

今日は、ピーナッツバタークッキーを作りましょうか？

レシピを書きます。おためしあーーれ。
ピーナッツバター１００グラムにショートニング１００ｇ
三温糖が１００ｇ
卵黄１個分
薄力粉２００グラムにベーキングパウダーが３ｇ
これだと、サクサクして香ばしさがたまらない味が３０個分できます。

また、ショートニングを加えないで、卵１個分で作ると、口当たりはかたいですが、丸めやすくて、こわれない素朴なものができます。
１歳と２ヶ月の椿ちゃんにワンプッシュさせたくて、こんなものをつくりました。

シンガポールの名物は、マーライオンだけでなく、タイガーバームです。
仕事先の方にも、頼まれていますので、今度は買ってこようと思っています。
タイガーバーム公園もあります。
仏教の教えをあらわしているそうですが、人間の性を露骨に表現しすぎて
かなわんとのことです。
グリーンがオリジナルでレッドもあるそうですし、リトルインディアンやムスタファセンターでは、プロモーションのお姉さんが、もっといいものが
あるとはりきっています。

タイガーバームを初めていただいたのは、＜２１年前に香港土産＞
隣の町内の清水さんです。
ＰＴＡや子供会の役員を御一緒させていただきましたが、
さりげなく、桂庵のことや、仕事先のことを気づかってくださって、
＜元気やった＞と声をかけてくださいました。感謝。

私は、欲が深いので、シンガポールエアラインのサービスのピーナッツも
おかわりをもらってきますが、これも、最高のお土産になります。
自分が言ってこそのお土産ですから、乞う、ご期待アーレ。