黒棒

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2011-8-26 11:10
 昔なつかし、おやつの黒棒。
食べたことはあるけど、
作ったことはないとリクエストをされたので書きます。
駄菓子のロングセラーです。
材料は、
黒砂糖、小麦粉、卵、膨張剤の4つです。
アメリカのブロンディーと違うのは、バター<油脂>がはいらないことで。
固さと厚さは同じくらいに焼きあげます。
ちなみに、ブロンディーとよく似ていますが、ブラウニィーはチョコレートのお菓子です。
黒砂糖50gに
小麦粉が100g、重層は小さじ2分の1
卵が50gに水は大さじ2
丁寧に作るにこしたことはないけど、ラフに作っても、それなりにおいしいです。
150度くらいのオーブンで焼きます。
切り分けてから、黒砂糖100gを大さじ2の水で煮溶かして、みつを
作りからめます。サクッとかわかすのに、時間が必要です。

黒砂糖。
沖縄ではなくて、鹿児島に伝えたのは、17世紀に直川智というひと。
中国の福健省で精糖技術を習って、サトウキビの苗を持ち帰ったと伝えられています。
鹿児島の名物の<げたんは>は、駄菓子の黒棒と意趣がわり。
黒蜜がしっとりとして、下駄の歯のように、大振りな変形4角形です。
私は、これも、大好きです。

繊細な意趣がわり?としてのおすすめは、京都の御倉屋の<旅奴>です。
この店は、私が生まれたころ、京大の名誉教授の新村出先生が贔屓にされておりました。辞書の編纂でも有名ですが、屋号の看板もお書きになったことでも有名です。
<旅奴>はカステラの生地をひとくちの大きさに手でちぎって、乾燥焼きをして、
あくぬきをした黒砂糖の蜜をかけます。
蜜といわないで、<衣>とするところが、京都的ですね。
<たいそう>を<とっておき>とするのが美学かな?
 
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