柳川鍋

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ブログ
執筆 : 
keian 2011-9-2 17:17
どじょう内閣発足。
ということで、ドジョウについて、書いてほしいとメールをいただきました。
ドジョウは<どぜう>と書くと、なんとなく気分がでます。
<駒形>も<こまがた>でなく、<こまかた>と読むと、池波正太郎の世界ですね。江戸っ子の啖呵のひとつもでてきます。
新総理のドジョウは土壌かな?
世の中のために働くと、どの総理もおっしゃる?だけど、本当のところは、
そういう自分のために働くのではと思います。

私は、6軒ながら、松尾太郎くんのお客様を引き継いでおりますが、
日露戦争のときに創業のお店で、集金の時間についてですが
?と思うようなことがありました。うちの社長は、金と時間の信用を
一番においている人物です。問わず語りに、私に教えるというよりも
悟らせて下さいました。
理不尽と思うよりも、何のために、御贔屓を引き継いでいるかを考えたら、
それは、親孝行ではなくて、自分のためです。
商売は自分のものです。利益を自分のものにするために、引き継いだことに
気がつきました。感謝。

ドジョウは丸ごと煮て、刻みネギを加えて食べる<丸鍋>を第一とすると、
大阪の料亭<灘万>が生家筋の俳人、楠本憲吉氏の弁。
駒形は享和元年に初代助七が、越後屋として創業しましたが、土壌で
駒形が通り名です。私は、平成15年6月6日に田村隆氏と、鍋をはさんで
差し向かいで食べました。
彼が、ええおとこなので、あがったのでしょうか?それとも、ウエストがきつかったのでしょうか?
そのあとの喫茶店、東銀座の<駱駝>で少し、少し休ませてもらいました。
中津川出身の御主人と飛騨高山に旅したことありのお客様が、とても、
親切にしてくれました。珈琲は絶品。
東京で、
岐阜の名をだして、よかった、多くはない経験です。感謝。
骨抜きドジョウ鍋を<柳川>といいます。これは、横山町新道に、<柳川>という店が流行ってから、名が出ました。
九州筑後の柳川は、川魚で名高い。また、ドジョウの質がいい。
味噌汁、かば焼き、佃煮とドジョウの食べ方もいろいろあるそうですが、
牛蒡のささがきとともに、卵でとじるのが、一番食べやすいかな?
かつ丼のような、甘辛い味よりも、うすくちしょうゆとみりんが同割の
味の方が、酒客に喜ばれます。
長良川の上流には、吸盤のような口で川底の石についた藻をたべて、
越冬するドジョウがいます。
アジメドジョウといいますが、味女。桂子ちゃんのような?かな?
 
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