うどん色々

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ブログ
執筆 : 
keian 2011-9-16 17:24
所変われば名が変わる。
敬老感謝
うどん好きには長生きの人が多いという説があります。
非公式で統計があるわけではありませんが、なんとなく、わかるような気がしませんか?
亡くなった義父はうどんが好きでした。畑で麦をつくっておりましたので
栗本米穀というところで、乾麺に交換してもらっていたからでしょうか?
夏の御馳走は素麺ではなくて、冷や麦でした。
新婚家庭を訪ねてくださるのですから、私も、はりきって、手打ちうどんを
作ったものです。今から、思えば、随分と純情なお嫁さんでしたね。

手打ちうどんのコツは、
捏ね、伸ばし、包丁といいます。
もちろん、材料の吟味も大切ですが塩の量も大切です。
気温24度のときに、小麦粉1キロに対して、塩53グラムから55gというデーターがあります。
土三寒六といわれる昔からの塩加減もあります。
塩と水の量は、季節や粉の状態によって、加減するということでしょう。
長生きもそうかもしれません。季節や気分によって、体の動かし方や、
心の持ち方を加減する人は、ストレスに対してタフ?
ちなみに、義父は72歳で大腸がんでなくなりました。
うちの社長に、
<最後の〆?が甘い>というようなことを指摘いただいたことがありますが、そのとおりです。うどん打ちに夢中で、つゆが辛かった?と思います。
同席していた実母が、湯をさしていましたから。
仕事先のカタログを見ていたら、麺包丁がありました。
これで、リズミカルに切っていたら、もっと、穏やかなつゆの味になっていたかもしれません。
義父はの最高のほめ言葉は、<よう、やりんさるな>でした。私の一生懸命を一番に評価してくれたひとです。感謝。

今は、、手打ちうどんを作ることもなくなりましたが、手打ちうどんを
暮れに送ってくださる人がいます。ふれあい探求人というハンドルネームです。美味しい。食べ方のレクチャーに、つゆのこともありますが、美味しい
小豆島の醤油を一人分づつ、パックにして添えてくださいます。

ところ変われば、うどんも変わる、好みも変わる。
関東では、きつねの下に、そばをつけて、きつねそば、きつねうどんと
関西では、うどんがきつねで、そばがうどんになると、メニュー表をつくる人に教わりました。
てんかすの入ったものが、たね抜きで、たぬきです。
関西では、たぬきが油揚げ入りのそばをさすのは、うどんよりも、色がこいからです。また、京都の一部では、たぬきがあんかけのきつねうどんをさすこともあります。
大阪のうどん屋では、関東で<かけうどん>関西で<すうどん>をたのめば、てんかすはお好みで入れ放題です。
てんかす入りのうどんを<ハイカラ>かき揚げ入りのうどんを<モダン>
とする店もありますので、メニュー表は、楽しんでみましょう。
うどんのお口直しにオーダーをすることは、たぶん、ないでしょうから?
 
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