醐どうふ

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ブログ
執筆 : 
keian 2011-10-21 12:14
料理コンクール10年で賞状108枚。
一度も日本一はとれませんでした。
そんな中での思い出のレシピを公開します。

胡麻とうふは
とうふにあってとうふにあらず。
胡麻と葛の薬効を生かした精進料理です。
バリエーションがたくさんあって、胡麻の代わりに胡桃や落花生をつかったり、梅豆腐は梅干し、抹茶豆腐は抹茶、茜豆腐は人参を使ったりします。
蓮根に筍、慈姑に銀杏。これは、黄檗宗の晋茶料理の影響を受けています。
呉豆腐と言うのが佐賀県にあって、ここは、豆乳を葛と澱粉でつなぎます。以前にNHKで紹介されたのを、松尾さいさんがビデオに撮りました。
そのころ、ご縁のあったある京会席の主人と、私も若かったのでしょうね。
一緒に、割合などに<せっせたくま?>したものです。
今、そのお店の名物になっているようですから、御存知の方もおみえになるかもしれません。
その方は豆乳なら、牛乳で勝負とコンクールにアタックし続けました。
真ん中にいるのが私です。
この時は、現在、中日新聞に掲載されております<楽しくマイごはん>の伊藤華づ枝先生が、もったいなくとも、称賛してくださいました。
このコンクールだけは、趣向が別物でした。素人のレシピで、プロの料理人が作って、表彰式は、その料理がメインのパーティでした。
自分の料理が、盛り付けもですが、味がどうなるか?楽しみでした。
もちろん、審査をされるのは自分がつくったものです。

奈良時代に、牛乳の美味、言えない味を醍醐味と名付けたところから、
醐どうふとネーミングしました。これも点数のうち?でしたね。
タイトルで勝負の部分もコンクールにはあって、アピールするためには、随分と本も読みましたし、気分はコピーライターでした。
作りやすいレシピも大切でした。
4人分
牛乳500CC、本物の葛粉30gに片栗粉が20g、本物のみりんが大さじ2、普通の塩が小さじ2分の1です。煉りあげにあたっては、
本物の呉豆腐は、有田の高島豆腐店の御主人のお話では1時間です。
このレシピでは10分です。ただし、どちらも、煉り始めの5分が勝負です。

醐どうふ
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
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