おでん

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2011-11-15 15:27
 おでんと関東煮は、違うのかな?
と、メールをいただきました。
岐阜は、味噌おでんが多そうですね。
それも、味噌煮込みとなると、<どて煮>となって、一杯呑みスタンドのメニュー男の世界です。女子供の世界では、<お好み焼きと焼そば>の店の冬メニューかな?
メールの方は、たぶん、しょうゆ味で味が染みるほど旨くなるおでんの事だと思います。このおでんは、材料の下ごしらえが終わったら、あとは、じっくりと煮込んでいくだけですが、からしが必です。
からしは、チューブでもいいのですが、せめて、このときだけは、粉からしを買ってきて、たてましょう。
たてましょうというだけに、㊙があります。覚えておけば一生モノ。
師の村上祥子譲りを伝授。興味のある方は、メールをください。
さて、しょうゆ味といえども、関東と関西では、違います。関東は濃い口を使い、色は黒いが、以外にさっぱり。関西は、薄口で、透けて見えるけど、
意外に深みがある。
具についても、関東は肉類が少なくて、これは、出汁の鰹を全面にでているからかな?関西では<牛すじ>や<コロ>が入ります。
最近は牛すじは交流があって、コンビニではほぼ全国的です。
はんぺんはまだしも、<ちくわぶ>は関東のものですが、いわしやあじでつくる<つみれ>も関東です。
鮫でつくる<すじ>が関東にあるそうですが、私は、まだ、食べていません。
蛸は、関東にもありますが、関西は必ず入ります。
たこ梅という名店があるくらいです。
ただ、いくら似ていても、烏賊ではあかんみたいですよ。
以前に、大阪出身のお客様に、出汁の匂いだけで、食べてはいただけずに、残念でした。
<関東炊き>というくらいですから、関東から、関西に伝わったのかなと思いましたが、一つの説としては、大阪の堺に渡来した広東人の<広東炊き>からもあります。これは、たこ梅の初代の岡田梅次郎さんが160年前に
中国人のごった煮から発想とのことです。
ごった煮にならぬようにするには、串にさしたり、盛り付けに工夫したりが
大切かな?
 
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