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keian 2011-11-18 17:33
柿は沖縄、北海道を除けば、全部の県で栽培されています。
ただ、甘柿と渋柿の産地は別の事もアリ。
11月19日の第4回信長フォーラムに参加しました。
信長のシェフという漫画があるくらいですから、信長公のおもてなしはどうだったのでしょうね。
食文化研究家の江後迪子氏は<蘭奢待>という名香木もありますが、干し柿をあげておられました。
岐阜が富有柿の産地とあって、岐阜市長も交えての応答では、
甘柿を干したら甘くなる?の質疑応答もあって、面白かったです。
正解は、そんなに甘くならないです。
甘くなると答えた人に異議を唱えなかった、パネラーはなんと、おもてなしの心があるかたでしょう。
岐阜市長は、商社マン時代をふりかえって、おもてなしは、相手にそうとは
気づかせないことと発言されておりました。
ホテルパークの社長は、加賀屋を例にとり、<できないことはない>と言い切る自信をおもてなしの目標に掲げられました。
神田京子氏の講談は、智恵者<そろりしんざえもん>の袋一杯の施米の逸話を聞かせて下さいました。
基調講演の童門冬二氏は短歌を習っていたときに知っていたのですが、
作家と初めて知りました。
庭に柿が一本あれば、秋の実だけでなく、五月の若葉を一割の塩で漬けて冷凍しておき、年中柿の葉ずしを作れます。
柿の実は、岐阜に住んでいれば、どなたかがくださいます。頂戴モノですから、私も、せっせと加工してお配りします。
かたい柿なら、コンポートにして、柔らかい柿なら、北京名物の凍柿子にして、
また、最近では、柿と生クリームだけのパルフェにしたりします。
柿と牛乳でとろりんムースになさる方もあるようですね。
そうそう、柿羊羹も老舗のモノは干し柿ですが、私のレシピでは、やわらかい柿でつくります。大垣のパーティーに持参して、お茶の先生に褒められたことも有り。えっへん、自慢。自慢がおもてなしの一番の敵かもしれませんね。反省。

柿の選別は糖度もですが、糸貫農協では、傷と柔らかくなっていないかを、光センサーで調べるのだそうです。

曾祖父が、<近所と仲たがいしては>と懸念して?松尾家の庭には実のなる木が一本もありません。残念に思うのですが、有難いことに、どなたかが送ってくださいます。
今日はカボスの完熟が届きました。

簡単に1個分だけを作るレシピもあります。
カボス1個70から80gを薄くスライス
砂糖50gに水大さじ1と、ふんわりとラップして、電子レンジ600Wで2分加熱。ぶくぶくと煮えてきますから。ラップを取って、混ぜて、今度は、ラップなしで、2分くらい加熱してください。
吹きこぼれやすいので、深い耐熱の器にいれてくださいね。
青いカボス1キログラムでマーマーレードをつくると、大和のイメージで爽やかなモノができます。興味のある方はメールをください。
これはポン酢をつくりましょうか?
鍋物の名店では、必ず、うちのポン酢と自慢されます。
一番、簡単に考えたら、絞り汁1にしょうゆ1みりんが2分の1かな?
それとも、もし、お宅の冷蔵庫にミツカン味ポンがあったら、それを、ベースに、食卓で、薄くなる毎に、絞ってはいかが?
また、カボスの絞り汁に炭酸割りは爽やかです。

今、レシピの見直しをしていて、私は、どれだけの方に教えていただけたのかと感謝。それも、見ず知らずの方です。
平成5年に今の仕事先の夏ミカンを山ほどいただき、何とかしたいと、
ミツカン様に教えを乞いに行きました。せめてものお礼にと
富有柿を送りましたが、いい時代だったのですね。
 
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