鏡開き

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執筆 : 
keian 2012-1-10 19:01
鏡餅は食べましょう。
きっと、御利益があります。
お供えしただけではいけません。
鏡餅をお供えしたときは、歳神様をお迎えする、清々しい心だったでしょう。鏡は自分の心の映しです。笑えば笑うし、泣けば泣く。
だから、そのときの心に戻りましょう。
10日が鏡開きだったのは、お餅がここまでが限界で、カビるからです。
もっとも、包丁を入れる手間を思ったら、3日の方がいいかな?
大きなお餅も、飾りだけで、中は、小さな丸餅が一杯入っているモノを
今年は、松尾さいさんも選んできましたから、時の流れかな?
餅ではなくて、ビニールに入ったお砂糖のこともあるかもしれません。
思い出すのは、ふぐ料理の<あきら>さんに豆腐を買っていただいていた頃のことです。本当に大きな鏡餅でした。もう、ひびわれてどうするのかな?
と他人事ながら、お聞きしたら、買った<あわ餅屋>さんが、持ち帰り。
大きいなりに蒸しあげ直して、つき直して、おぜんざいにしてくれるのだそうです。
<よかったら、食べにいらっしゃい>と言って下さいましたが、なんとなく
恥ずかしくていけませんでした。私でも、結構純情なんです。

お正月の飾り
門松を、竹おじさんのおかげで手作りしました。
赤い実のなる木は南天に万両、千両。
もちろん、松に青竹とそろえて、足元には、葉ボタンを植えこみました。
あとは、何にしようかと悩んでいたら、偶然にも、高野槇と金柑を買うことができました。
松尾太郎くんの母は婚家に縁の薄いひとでした。
豆腐を作るために、一日中臼を挽いていてくれたそうです。
その人を偲んで、高野槇だけは、せめて、2月3日まで、心をこめて、水替えをしようと思っています。
金柑は煮て食べます。
最近は、完熟といって、宮崎では、糖度16度の2Lサイズを生食に
プロモーションしています。
樹の熟成が210日以上だそうですよ。
これを、皮ごと食べて下さいとお出ししたこともありますが、、、、。
 
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