うずみ豆腐

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ブログ
執筆 : 
keian 2012-5-9 17:44
うずみを字を当てるなら、埋みです。
埋み火と言えば、灰をかぶせたおき火のことです。
岐阜の銘菓で、おきなやさんに、この名のお菓子があります。
わかだんなのはやしだいすけくんと、日本菓子専門学校で、学んだことがケイアンの自慢?です。
うちの松尾太郎くんは、南極観測隊の故西堀栄三郎氏と旋盤をしたことが
自慢です。
自慢じゃないのは、ケイアンの茶室の炉が、電気炉で灰をかぶせられないことです。それでも、5月になれば、風炉に変え、掛け軸も爽やかなものを選びます。薫風自来南。
うずみ豆腐は、12月のお茶事にというのが、きまりのようにお聞きしましたが、ケイアンは豆腐を食べていただくには、ベストと年間を通して、
リクエストにお答えしています。
白味噌をつかうところが、豆腐の白さをひきたてます。
お椀は黒が素敵です。
豆腐を湯で温めて、湯をきって、お椀に入れる方。
ご飯をお椀に盛ってから、豆腐入りの汁をはる方。
一度、卓で、セッティングしながら、おだししてみるのも、一興かしらん?
こんなことを、楽しめるのも、一客一亭の店を続けさせていただけるおかげです。感謝。
白と白ですから、あしらいを工夫いたします。
ふきのとうなら、かの吉兆風。
春菊なら、師の村上祥子風。
白味噌がなかったら、赤味噌に大根おろしを入れる?なんて、奇抜そうで、
得心の技?もあります。
今の季節なら、溶きがらしだけでも潔くていいかな?
溶きがらしは刺激物でノン?というお方には、針海苔もいいかな?
今の仕事先には、【海苔を一度に10枚!】という鋏も扱っています。
ただ、この料理にかぎっていえば、柔らかい豆腐の方が、いいかな?
絹ごしとかソフト豆腐がお薦めです。
木綿しかなかったら、みみを落としましょう。
みみをどうする?これは、メールをくださいね。
 
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