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奈良漬

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2012-5-28 16:51
 ケイアンは、人気者、てんてこ舞いで、シュレダーも大忙し,
アップを12時間お待ち下さい。

お待たせしました。
徳川家康に献上したという老舗の奈良漬を頂戴しました。
贈り主は、高校時代の家庭科の恩師です。
50年以上も奈良女子大学の同窓会が続いているとのこと。
徳川家康は慶長15年3月15日だそうですから、ざっと、400年。
感無量です。
ケイアンは糠味噌漬けこそは、30年の年季が入っておりますが、
粕漬けは、そのときばったりの気分次第です。
今の仕事先で、大きな樽や重石をみると、感無量になります。
粕漬け=奈良漬は高級品です。
酒粕の原価と漬けかえの時間がかかっているからね。
だから、岐阜の丸高という老舗では、<抜き粕>も売ります。
<といちのならづけ>を、自前で一袋買って来たようなときには、
<抜き粕>には目をつぶって処分も有り?ですが、<ひとたる>いただいたときには、漬け換えて食べましょう。
<抜き粕>をなめてみて、コクを感じたら、つかえます。
魚は一塩の鮭もいいですが、うちの番頭はんには、<ビミョウ>とhyoukaされまして、食べ残しこそはなかったですが、ケイアンとしては
<フクザツ>な気分です。
彼のイメージは、<鯛の粕漬け>だったのなら、<銀鱈>でも漬けたほうが
よかったかもしれませんね。
ちなみに、昨日?中日新聞の夕刊に、キューピー3分クッキングの草創期からの
紹介記事が載っておりましたが、ケイアンの記憶が正しかったら、
最初の料理には、真鱈の粕漬けがあったように思います。
宮本先生2代で続けておられますが、難しいものを如何にして、わかりやすいものにと、心をくだいておられたように思います。
このお菓子部門で、師の村上祥子について、助手のお話もあったのですが、、、いまから、思うと、<口がワザワイして?>、、、。
師の村上祥子は、
中学生の頃からの漬けもの上手です。
奈良漬は、酒粕に焼酎をかけて3ヶ月寝かして、新物の瓜が並ぶと漬けるという凝りようだったとききます。昔は、出入りのお店の御祝儀で酒粕を頂戴したそうですからね。
師のレシピには、酒粕100g分で、レンジ2分という粕床もあります。
これをつかって、ごぼう50gをレンジ30秒+20秒で、<おなかとお肌をととのえる>というレシピもあります。
こういったものは、つくって、即、食べて、何も残りません。
憂いが残らないだけ、潔いかな?つくってみたい方は、メールをくださいね。

この憂いとは、
毎日の料理の中で、もったいないと思いながら、つい捨てているもの。
買い物でポイントを貯めるもよしですが、それよりも、残さず、つかいきること。家計が助かってバンザイ。ゴミも出ないし、この日は買い物に行く時間もいらないことです。
でも、美味しくできたら、<器用自慢>で配りたいのがケイアンのやまい?
配る時間がないのが、もうひとつの憂いです。
もし、徳川家康に聞くことができたなら、
食べ飽きたたくあんを漬けてみたらと提案するかも?
これなら、塩で下漬けをしなくても済みますから。
松尾さいさんや、松尾とくさんちの冷蔵庫の探検隊を結成しましょうか?
笑。
 
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