ふらんすのえすぷり

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-7-19 10:10
土用の丑の日だからといって、その話題は、いかにも世間並みということで、
うな重とうな丼の器における私的文化論は、来年に棚上げします。
一茂くんとの次なるトークは、アイスクリームのてんぷらとスフレグラッセということになりました。
アイスクリームのてんぷらは、こつさえのみこめばつくれます。
1、 アイスクリームをたべごろでなくコンコンに凍らせておきます。アイスクリームのたべごろは、サーティワンのお姉さんが、笑顔ですくってくれる固さのことです。自分ちの冷凍庫の奥で24時間以上おいたほうがいいです。
2、 カステラ、スポンジケーキで、アイスクリームをつつみます。まるく、すきまのないことです。ていねいに貼り付けるようにするために杏ジャムなどぬってもいいでしょう。
3、 これにてんぷらの衣をつけてあげます。てんぷらの衣には、ほんのすこしの隠し砂糖をまぜておきます。揚げる温度は、ドーナツの生地なら150~160度でゆっくりと中まで火を通すところを、180度で中心が生の状態に揚げます。
人間は目でみて判断しますから、砂糖のはいった衣は、色づきやすく、はやめにとりだします。また、カステラは断熱材であるところの器の役割です。
*シューアイスを買ってきて、ホットケーキミックスをといてからめてもOKです。
これは、大阪外国語大学夏祭り仕込みです。グローバルな学校は発想が豊かです。
  
それから、もうひとつ、スフレグラッセというしゃれたデザートがあります。
スフレというのは、本来は膨れたという意味で、卵白をつかってベースの2~3倍に膨らませます。オーブンからだしたてを供するノーブルなお菓子です。
スフレグラッセは、これを模したフランスのエスプリです。
スフレ型の外側にぐるりと 型よりずっと高く紙をはりつけて、気泡の多いアイスクリームを流し固めます。モノは冷凍すると体積が増えますが、これをもっと派手にみせるために、紙の高さまで流して、固まったら紙をそろそろとはがします。

このスフレ型、値段が安いのに使い勝手がいいので、よく売れてるそうです。
直火はいけませんが、レンジもオーブンも使えます。
お洒落な感じがするので、景品にも出されます。
ただ、底が平らなので、日本料理の小付けには材料を選びそうです。
抹茶もたててみましたが、これは無理そうです。
フランスには、うなぎのかばやきはありませんが、うなぎの稚魚をオリーブ油でソテーして食べるそうです。なんか、赤でも冷やしたワインで食べたくなりますね。
とうふ屋桂庵の赤ワインは、冷やして飲んでも美味しいものにしております。
 
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