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ブログ
執筆 : 
keian 2012-9-11 15:41
雨が降るのか、降らないのかと、仕事をすればするほど、蒸し暑い日がつづいております。
いっそ、霧にだかれてと北海道へでも、行きたいのですが、、、、
仕事はきりがなく、きりきりまいしております。
今の仕事先には、霧吹きが涼しげに揃っております。
霧吹くことの効用を書きたいと思います。
相原一吉氏は、ケイアンよりも、6歳年上です。
香川栄養専門学校の製菓科を卒業ののちに、
故宮川敏子氏の片腕として活躍なされております。
謙虚な方です。
ケイアンが技能検定製パン1級取得に夢中だったころ、
B&Cという業界の月間誌にお菓子教室を連載されておりましたが、
<営業をしていない私であっては、失礼なことがあっては>というスタンスで、丁寧に、科学的に教えておられました。
シュー皮を
ケイアンに教えてくれたのはすすむくんでしたが、彼は、テンパンごと
水をかけては、角をかしげて流していました。
ケイアンは家庭のオーブンでしたので、そこまで、大胆にはなりきれず、
シュー皮のとんがりをおさえても、指にくっつかないくらいにたっぷりと
霧を吹きます。
スポンジケーキやバターケーキのときには、霧を吹きませんでしたが。
細かな霧を吹けば、テンパンに流した生地をコテコテとキリがなく、
カードやスパテラで平らに流すことにきりきりまいしなくても、
すーっと綺麗に平らになります。
表面に水分があると、焼成中の乾燥を遅らせることができます。
この効用は、オーブンのなかでよくふくらむことです。
ケイアンは、卵をといて、はけで塗った艶がすきです。
卵を割るのが惜しいときは、すっぴん?勝負でクッキーやタルトを焼きますが、霧を吹くだけでも、艶が出るそうです。
そういえば、フランスパンの艶は、オーブンに入れた時に、大量の水蒸気を発生させることでできます。
女も、カサカサに乾いた肌や心ではあかんのや。
潤いを大切にしましょうか?

ケイアンは大昔に今の仕事先で霧吹きを買いました。
旭式といって、もう、今は作られていませんが、他のメーカー製なら、お取り寄せできるでしょう。
旭式をスリジェのマスターは、なぜか、<中山式>と教えて下さって。
そのままに、買いにいったのですが、
笑って、<それなら、はらまきや>と売って下さったのは奥さんです。
 
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