米のソムリエ

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2012-9-28 7:18
松尾家は、日露戦争のときまで、米屋でしたので、ありがたいことに
こんな枡も残っています。
1升枡でお米を買うことができないひとには、
この枡の対角線で半分を売るわけですが、これこそ、商売ますます<益々>かな?<増す増す>かな?半升転じて繁盛です。
売る手間を思ったら、当時は1斗枡でしたから、小分けするほど、
目減りの分をかけなかったら成り立たなかったのでしょうに、松尾家の御先祖さんは、集金が下手だったみたいです。
当時の大福帳をみると、子孫がため息がでるほど、線引きナシが残っています。
人生の線引きはどうかな?
縁があって、米のソムリエと言う方のお話をいただけました。
昔は、自然乾燥だから、新米の香りと柔らかさを賞味したけど、最近は機会乾燥だから、備蓄米もまずまずの正味とのこと。
ただ、新米は、その米の特徴がよくでていて、それこそ正味で味わえるそうです。東北の米も美味しいですが、最近の傾向は北海道。
開拓者の努力は、消費者のし好にあわせたブランド化ということで、子孫が引き継いでいます。
ケイアンは<きらら397>の炒飯が好きです。
<ななつぼし>でお寿司もいいかな?
お米のとぎかたも、米の握り方が、30年の間に変わってきています。
3分勝負ですから、米をといでいる間は、ケイタイにでません。

新米も大切ですが、残った古米をどう売るかに至っては、米のソムリエの
頭と味覚で、ブレンドが決まります。

縁あって1斗のお米を頂戴しました。
縁のある方に<しおむすび>にしてお配りしましたが、喜んだのは男性で、女性はお米1升のほうがよかったみたいです。
ケイアンのもう一つの宝の枡は、
明治37年1月に、
長良橋の3枚目の板でつくられた、大黒様が2神入っておられるものです。
瑞龍寺住職老鈴木熊岳大師の開眼と記されております。
母屋の建て替えのときに、偶然みつけることができました。
米俵の上におられる大黒様に感謝。
一升枡
 
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