衣替え

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2012-10-2 17:07
残暑が厳しいのか?
初秋を飛び越えているのか?
衣替えといっても、ピンときませんね。
料理の衣替えは変えといってもいいくらいです。
ガラスの器でも、色のかかった被せガラスに変えます。
磁器の器でも、白磁から、柿右衛門のような染付けに変えます。
もちろん、陶器の器なら、織部から、信楽に変えます。
今の仕事先なら、
おなじ金物でも、流し型から、焼き型へ売れ筋が変わります。

せっかく、できあがったお菓子が型出しで失敗しないようにコツを書いてみます。
ゼリーやムースなら、型の縁まで熱湯につけて、1.2.3と数えてひきあげ、裏に返します。
このときに、受けるお皿をぬらしておくと、あとで、盛り付けがラクです。
スポンジケーキなら、オーブンからだして、すぐに、30㎝位のところから落としてショックをあたえます。受けるのは網です。
ショックは生地の中の熱い空気を外の冷たい空気を入れ替えるためです。
ゆっくりと冷ましていると、もともとが、卵の気胞性を利用したケーキだけにしぼみやすいからです。
バターケーキは、しぼみにくいですが、10㎝くらいのところから落とした方がいいでしょう。
パートシュクレは、もろいので、型のまま、少しだけ冷まし、あら熱が取れてから出します。ムリにしないで、底を直接火にあぶり、ゆるませることもします。1.2.3.4くらい、数えて?かな。
こうして、お伝えしていても、もどかしくてなりません。
カウンターで実際にやってみせたいな。
世の中にはスキルとマインドがありますが、悩むところです。
スキルは教えることができますが、マインドは伝えることしかできません。
亡くなった森村桂さんは、<お菓子の魔法使い>というようなことを
よく書いておられましたが、そういうことってあるかもしれません。
ケイアンは仕事先のシャッターの柱をたてるときには、
<シキョウナンジ シャクナンジ>とお経を無意識のうちに唱えています。
<この場合は柱と軒先のコミュニケーション>をとっているんでしょうか?笑。
笑に2説あり。
こらえきれずに、吹きだして笑うは丸。
笑も出ないくらいあきれかえるは×。
<笑ったね>というところで
とうふの衣替えは
冷奴<絹ごし>から湯豆腐<もめん>かな?
好みと工夫で変わります。
 
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