わらやくにこちゃん

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2012-11-27 15:14
ごめんなさい。
渋柿でいろいろ書くつもりでしたが、
渋が抜けていい女ということで、彼女のことを書きます。
彼女の了解もいただいてきましたので、8時間後にUPを乞うご期待。
^^^^^
彼女は全身リューマチです。
痛いには違いないのですが、
人と会った瞬間に痛みを忘れることにしたと言います。
お客様には、ファンが多いです。
彼女のことを思っていたら、渋柿の渋の抜けどきという質問のメールをいただきました。
渋柿を、皮をむいただけで干すと、中心は甘くても、表面に渋味がのこっていることがあります。
18日も干せば、均一になるのですが、7日ぐらいだと気になることもあるでしょう。
水分が均一になるように、手でもんだりします。
また、ねっとりと美味しくなるように、むしろをかけて寝かせておくこともあります。
むしろは<わら>でできています。
わらやくにこちゃんとタイトルを変更した所以はコレ!
いまどきの生活にはむしろはありません。
1年に1回の干し柿のために、とっておく価値は、
お客様に会った瞬間に、痛みを忘れる=笑顔
日が照って、冷たい風が吹いてくれれば、干し柿は誰が作っても、失敗しません。
ニコニコ笑顔は子供のかくおひさまの絵。
わらやくにこちゃんは、そんな女性です。
ケイアンは悔し涙はザーザーと流しますが、こらえ性がありません。
笑顔の干し柿にはなれそうもありませんね。
まっいいか、干し柿の表面につく白い粉。
果糖になれればいいか?白い粉が吹いてきたころが、もみどきです。
白い粉が吹かなかったら、稲穂の先を集めた<にごほうき>で表皮を払って
吹かせることもあります。
表皮に傷をつけることで、中からの糖分を促すわけです。
干し柿の糖分のことは、柿霜といいます。
江戸時代には、干し柿1個が米一升と年貢に記されています。
<あまい>は笑顔なのでしょうか?
干し柿の形で茶席の和菓子をつくらせていただくことがありますが、
万葉集の歌人の柿の本人麻呂と謎かけて、<人丸>と銘をつけたりします。
文字や絵に意味をたくすのは、わらやくにこちゃんが笑顔でいることと
おなじかな?
 
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